2018年10月2日火曜日

永野芽郁「ひるなかの流星」(2017)

永野芽郁主演映画に「ひるなかの流星」(2017 東宝)という作品があるので見てみる。ビジュアルから判断して少女コミック原作スウィーツ映画。

永野芽郁はスターダスト所属で現役SEVENTEENモデルのNHK朝ドラ女優。おそらく若手人気女優と呼んでよいかと思うのだが、朝ドラを1回も見ていないし、自分は映画がこれで3本目なのでまだ何も語れない。

それほど美人という感じもしないのだが、脚も腕も体も細くてスタイルが良い。全力で演技してますという感じが新鮮でとてもよい。いっぱいいっぱいな演技がやっぱり能年玲奈に雰囲気がそっくり。

げ、俺から桐谷を奪ったM浦翔平が出てんのかよ。こいつはなるべく視界に入れないように見る。
映画冒頭からいきなり田舎娘上京シーン。とはいっても吉祥寺。またしても井の頭公園。永野芽郁は「PARKS」でも吉祥寺。なぜここまで吉祥寺が舞台?

父親のバングラ勤務を機会に東京の叔父の家へ。そして都会の高校へ転校。三つ編みおさげ髪にセーラー服姿がまるで戦前を舞台にした朝ドラ。だが隣の男はコミュ障イケメン。あんまりかっこよく見えない。ヒロインも呆れ戸惑うw
どうやらこのコミュ障男を田舎娘特有のコミュ力で変えていくドラマか?

男を狙ってるクラスのリーダー格美人が山本舞香。自分、あんまりまだこの子のことも知らない。ずっと気になっていた男子と交流するヒロインに嫉妬し嘘までつく。あわや遭難事故。都会のJKは腹黒い。

永野と山本のコンビが面白い。まるで漫才ショートコント。山本舞香のクセの強いツッコミにはかなり感心した。それを受けるボケ永野にも感心した。それにしてもこの二人は適切に大げさで演技が上手。
山本が容赦なく罵倒しながらヒロインを短期間であか抜けさせていく。誰か、乃木坂の琴子もこんなふうにおしゃれに変えてやってくれ。
あれ?ヒロインは隣の席の男じゃなくセンセイが好き?で、隣の男はヒロインが好きになっていく?

海のない長野県の山奥で育ったヒロインは東京へ行けばおいしいお寿司が食べられると思っていた!好きな先生へのプレゼントは寿司柄ネクタイ!
この映画、小さな天然ギャグがちゃんと面白い。他のスウィーツ映画のようにスベってない。たぶん永野の演技とテンポ間合いが良い。

だがやっぱり三角関係の末の本当の気持ちというヤツに話が移っていくと長く感じて退屈…。映像は美しかったが。

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