2018年3月12日月曜日

山下美月の心の闇

MARQUEE vol.119(2017年2月10日)を手に入れた。この雑誌は新しいものだと古本でも400~700円ぐらいの値札がついてることが多いのだが、今回200円でそこにあったので買って帰った。
表紙はカワイイ子ばかりと評判の乃木坂三期生から岩本、山下、大園、与田、伊藤の5人。「3人のプリンシパル」でようやく三期生が本格始動したころの1冊。

MARQUEEって2000年中ごろまではスーパーカーとかcapsuleとか扱ってたハイセンスな音楽誌だったのに、今では完全にアイドル誌に変貌。ほぼ毎号全ページがアイドル。時代を反映している。

乃木坂三期の5人と、堀、樋口、川後、伊藤純奈、山﨑、そして欅坂の上村、齊藤京子、高本のグラビアインタビューも掲載された坂道イシューになっている。どのページもとてもクオリティが高い。
昨年の三期生NOGIBINGOでの阪口による山下美月の実態暴露はかなり世間をざわつかせたらしい。
「楽屋とテレビの顔が違うんだよ!」
「壁に向かってうっぷんを叫んだり」「意味わからなくて闇が深いんだよ!」

別冊プレイボーイの乃木坂特大号によれば、阪口のこの発言は大反響だったらしい。
何だと?こんな可愛らしい子が心に闇を抱えているだと?これは何とか救ってあげなくてはいけない。

いろいろと山下のことを調べていくうちに、中学時代の山下はレプロで演技レッスンを受けオーディションを受けることに青春を捧げていたことを知った。
だが、この時代の山下はまったくオーディションに受からなかったらしい。たぶん多感な少女のプライドはひどく傷ついたはず。心の闇はこの時期にできたんだと思う。

小3で個人用パソコンを買い与えられた美月はひたすらYOUTUBEでアイドル動画を見ていたらしい。それほど外に出て友達と遊ぶような子じゃなかったらしい。

第一志望の高校に入れず失意の山下は茶道部に居場所を見出したものの、それほど勉強の成績も上がらず人生を諦めかけたらしい。中華料理屋でバイトをしたり、彼氏とデートしたり、メイドカフェで働くために履歴書書いたり…。
たぶん山下が三期生で唯一の彼氏持ち経験者。彼氏の指を唇に当てている写真なんかも流出してる…。(梅澤さんや佐藤さんあたりもいないはずはない顔してるけど未だ流出はしていない)
今回自分がこれを手に入れた最大の理由は山下美月のページだった。三期生座談会と山下インタビューを読みたかった。
この雑誌は男性向けと女性向けの中間を行くような音楽誌ならではのグラビアページがクオリティが超絶高くて感心する。まだ持ってない人には強くオススメする。

高2の夏、美月は最後のチャンスにかけていた。乃木坂三期生オーディションのためにSHOWROOM配信をしていた。MARQUEEでの座談会でそのことを語っている。
SHOWROOM…めっちゃ嫌でした(一同笑)。だって、まだ学校に普通に通ってたし、まだ乃木坂46のメンバーに決定してないのに、日本全国に向けて動画が配信されちゃうわけじゃないですか。受かると思ってなかったから、「落ちるのになんでこんな事してるんだろう?」って、毎日もう病みまくってて。
学校に乃木坂46とか欅坂46が好きな人が結構いるんです。だからやっぱり写真が出た時点でバレてて。私4番だったんですけど「4番、うちの学校じゃない?」みたいな。
SHOWROOMの配信するとめっちゃLINE送られてきて、焦りました。 
毎日病みまくるほど嫌々やってたんだな…。
自分もSHOWROOMは酷いと感じていた。こんなん、自分だって病むと思う。

本名と顔を出してアイドルオタたちの前に出すのって、アイドルになれなくても永遠に残ってしまうし問題だと感じていた。録画されて動画サイトにUPされているし。
たいして親しくない同じ学校の子に知られるのも絶対嫌だと思う。

運営は握手アイドルとしての資質を見ていたのかもしれないけど、オタの評価は気にせずに、審査する側が責任を持って選出するべき。でも、美月が選出されてよかった。なんだか他人事じゃなく感じてる。

ちなみに自分、内面も含めて気になってすべて愛せそうな子は乃木坂では山下美月しかいない。(欅坂では守屋茜しかしないw)

自分はCD買ったり握手に行ったりしないけど、陰ながら山下を応援したい。いろんな場所で「山下美月を出せ!」と声に出して言いたい。
アイドルとして活躍しつつ、早いとこ学園ドラマに出れるようになって、25ぐらいに女優として巣立っていくように仕向けたい。気象予報士の勉強にも興味を持ってると語ってるので支援したい。
ちなみに、山下さんは小学生のときから文才を発揮している。公式ブログがかなり面白いのは文章を書くことの素質があるから。雑誌連載とかもやってほしい。
「坂道を上っていけば」のくだりは驚き。

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