2018年1月3日水曜日

劇場版「鈴木先生」(2013)

「鈴木先生」も長谷川博己にとって重要な1本らしいので見てみた。といってもドラマすべては見る気が起こらないので劇場版で。これ、古沢良太脚本だったのか。

妊娠中の妻(臼田あさ美)がいるにもかかわらずミステリアスな生徒(土屋太鳳)に性的妄想を抱くという、それ中学教師としてどうなんだ?というザワザワするナレーションで始まる中学校ドラマ。
やたら長谷川の妄想シーンがあって、真面目に中学生の心の問題にとりくんでるのかよくわからなくなる。

生徒会長選挙中に中学生に変装して侵入した風間俊介が生徒を人質に立てこもるけど、ナイフ1本じゃ複数の生徒たちをコントロールできないと思う。で、ウザい演説。

不良生徒ほど社会でなんとかうまくやっていて、真面目だっただけの生徒ほど社会に馴染めず心を摩耗していくとか、そんな人のために逃避する場所が必要だとか、主張に耳を傾ける価値はある。

だが、すぐSATを呼べ!人質とってる犯人を素人が説得できると思うな!屋上から跳ぶな。
いろいろ現実的でない。みんな中学生らしくない。イライラしただけで何も面白くもない映画だった。ドラマのファンだった層にのみ向けられた劇場版。
中学の先生って生徒一人の問題を職員室でみんなで話し合うの?

富田靖子が気持ち悪い先生として存在感出してた。
松岡茉優が中学生役でチョイ出演してた。
刈谷友衣子がとても暗い顔の美少女だった。この子はもう女優として戻ってくるつもりはないのかな。

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