2017年12月13日水曜日

まるごと一冊乃木坂46増刊号2017を読む

週刊プレイボーイ増刊号「まるごと一冊乃木坂46増刊」を読む。このシリーズはいったい何冊目?たぶん3冊目か。月刊カドカワのシリーズが終了した今となってはこの増刊は貴重。

自分はもともと「乃木坂工事中」でしか乃木坂に触れていない。メンバーブログもほとんど目を通していない。しばらく乃木坂からちょっと離れていた。なのでかなり集中してこのイシューに目を通した。

まじで全ページ全活字に目を通した。3期生の情報が超絶に大充実してた。すっごいボリューム。
3期生が加入して1年経つのに、最近は「乃木中」も「ビンゴ」もまったくつまらなくて、3期生のことが未だによくわかっていない。それだけに貴重な情報源。

3期生人物相関図が興味深い。これ、「欅って、書けない?」でも話題になった良い企画。こういうの、乃木坂工事中でやらないといけないと思うのだが、スタッフさんは何やってんの?
今回学んだ重要なポイント
  • 最年長吉田さんは歳の離れた年少メンバーが可愛くてしかたなく、とくに理々杏には欲しいものを買い与えるなど甘やかしすぎだという。
  • 与田ちゃんは佐藤に首をしめられる。
  • 与田は何をやっても許される困ったちゃん。余分に金を貸すとぜんぶ使い込む。
  • 阪口は「山下は闇が深い」と番組中発言してしまい、あまりの反響の大きさに戸惑い謝罪。
  • 岩本「山下は隠しきれないヤバさがにじみ出ている」
  • 山下の仕事モードと普段のあまりの違いにメンバー困惑&どん引き。
  • 山下「失敗したら終わりだというプレッシャーがストレスになっていた」「今は闇を抜けた」とのこと。
  • 吉田と阪口は気分屋すぎる。
  • 大園は「僕の衝動」で「坂乙女」を「とちおとめ」と言い間違えていた!
  • 大園は上京した頃は道ですれ違う人全員に「こんにちは」と頭を下げていた!
  • 伊藤理々杏は沖縄にいないカラスが東京に大量にいるのを見て恐怖を感じていた!
  • 梅澤は最初の頃、大園の言葉が何を言ってるのかわらからなかった。
  • 阪口「地方のコは人に対する距離感が異様に近い」
  • 久保は寝る時間をもったいなく感じあまり寝ない。
  • 中村さんはとうとう自身の身長を「170cmくらい」と言うようになってしまった!身長が伸びるのを止めるために、つむじを推したり頭を壁に押し付けたりしていた!

しかし、最大の注目ページは「乃木坂46物語~三番目の風~」だった。自分は三期生をまだ何も知らなかったといっていい。

まるで乃木坂ドキュメンタリー「悲しみの忘れ方」のようなテイスト。オーディション以前の半生と「きっかけ」が語られている。泣いた。

  • 梅澤美波は中3でバレーをやめたとき何もやりたいことが見つけられなかった。そんなとき乃木坂を聴いていた。白石麻衣を知って一瞬で好きになった。
  • 中村麗乃は活発だった小学生時代から一転、中学時代は美容に関心を持ち外に出なくなり運動もしなくなった。ミュージックステーションで「サイレントマジョリティー」を歌う平手友梨奈が同じ年だと知って衝撃を受ける。
  • 阪口珠美は街でたまたま樋口日奈と会って握手してもらう。それ以前から好きだったけどさらに樋口推し。最終審査で「シークレットグラフィティー」を歌った。阪口さんは小学校を卒業するころから事務所に所属してアイドル活動していた。メンバーより客のほうが少なかったりと寂しい活動。乃木坂3期生オーディションのために事務所をやめていた。
  • 吉田綾乃クリスティーはNMB48オタ。大分の高校を卒業後、握手会に行くために大阪で就職。そこで「乃木坂工事中」を見るようになった…。
  • 久保史織里は小さなころから打たれ弱い性格で、怒られたくない一心で真面目に過ごす。やがて姉の影響で乃木坂を知り、「乃木坂46時間TV」を一睡もしないですべて見たという。
  • 与田祐希は全校生徒20人という小学校時代を過ごす。そして中学に上がると顔見知り同士ですでに仲良くなってる集団に居場所を見つけられなく不登校に。そんなとき「悲しみの忘れ方」を見る。
  • 伊藤理々杏は沖縄出身だが小学校3年まで東京に住んで芸能の仕事をしていた。小6の時Eテレ「Rの法則」で齋藤飛鳥にひとめ惚れ。そのときのゲストでんぱ組inc.最上もがが「ボク」と言っていたのを飛鳥が「カワイイ」と言っていたのを聞いて以後、理々杏も自分をボクと呼ぶようになった。
  • 大園桃子は鹿児島市で遊ぶついでにオーディションを受けていた。すべての審査で泣いたという。そして3期生暫定センターへ。
  • 佐藤楓は中高一貫校へ通って楽しい充実した毎日を送っていたのだが、志望大学に入れず以後退屈な毎日。西野七瀬が好きだったということでオーディションを受けた。
  • 岩本蓮加は赤ちゃんモデルから芸能活動を始めていた。1つ年上の芦田愛菜の演技を見て衝撃を受ける。女優にあこがれ小4で事務所に入った。憧れの齋藤飛鳥を目指して3期生オーディションのために事務所を辞めて退路を断っていた。
  • 向井葉月は「乃木どこ」を第1回から見ている古参乃木オタ。乃木坂が好きすぎて3期生募集に反対だったというw 2016夏の神宮のコンサートに「これが客席で見る乃木坂の最後のコンサートにする」と決めていたという。
  • 山下美月はアイドル目指して中1でレッスンに通い、その後女優さんの事務所に入ってレッスンを受けオーディションを受ける日々。だが、まったく受からなかったという。高校受験をちゃんとするため中3で事務所を辞めるも志望校に合格できず「人生終わった」と絶望。しかもクラスメートに芸能活動をしていたことがバレたり人間関係に悩む。そして最後のチャンスで乃木坂オーディションへ。
それまでの人生をリセットするために乃木坂へという、映画でも見たような文脈。どのメンバーも大事な場面で乃木坂と出会い乃木坂に賭けた。哀しみのその先に乃木坂!
中でも山下さんの経歴には注目せざるを得ない。心の闇の深淵を垣間見た。女優のオーディションはそこそこ名前が売れてる人でも難しい。挫折しただろうし辛い思いをしただろうと思う。だが、今の山下を見ていると昔のレッスンは活きていると思う。

高校も周囲に溶け込めていなかったのか?それなら転校するのも後腐れなかっただろうな。なんとか乃木坂で輝ける居場所を見つけてほしい。
自分が一番内面に関心を持っているのが山下美月。陰ながら応援したい。

あと、2期生座談会によれば、神宮コンサートの前日通しリハで3期生がやってるのを見て、伊織泣く→日奈子泣く→絢音パニック泣き→琴子がかりんに知らせに行くという衝撃の事態(!)が起こっていたという。

能條によれば琴子はライブ中メンバーと目が合うとウィンクしてくるそうだ。
かりんでさえも楽屋で琴子の隣が空いていても座らないという。1人でいたい琴子に気を遣っていた!

メンバーのバナナマン愛を語るページも興味深い。
毎回選抜発表のたびに設楽がメンバーに話しかけるシーンがあるのだが、あれは放送では編集カットされていて本当はもっと長いらしい。
Akira Sunset&杉山勝彦対談も興味深かった。

肝心のグラビアページだが、衛藤さんと梅澤さんの太ももはエロスだなと思った。

640円と安価なうえに3期生情報充実の1冊。乃木オタなら1食抜いても買え!

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