YUIはこの時期多くのインタビューに応じたし、これまでの総決算的まとめ本も出したし、動画も配信したし、テレビにも出た。なにも今更このイシューを買う必要性はないのだが、こいつも資料として保管しておこうと考えた。「Rain」のギター譜なんかもあるし。
もういろんなことを忘れているのだが、YUI8年史のおさらい。おお?!と思った箇所。
Q.いつ頃からYUIとしての活動を休止しようと考えていたのですか?
ツアーの前のリハの時だから2011年12月くらいですね。とりあえずいろいろ考えたかったので、"今入ってる仕事でストップしてください。今あるものはしっかり頑張ります"というお話をさせていただきました。1年前から「このペースでの活動は無理だ」と考えていたYUIが「YUIとしての活動を止めよう」と具体的に考えたのが2011年12月。
だが、「ツアーの前のリハ」というなら10月から11月にかけての時期のような気もする。YUIの記憶違い?
2011年の5thツアー12月の日程は1日が福井、2日大阪、7日富士市、9日三重、13日名古屋、16日長崎、18日福岡、20日鹿児島、25日鳥取、27日松山というハードな日々。移動中の車や飛行機で車窓を眺めいろいろ考え事をしていたんだろうと思う。
寒い時期は気分も沈む。いずれかの会場でリハしてる最中に「止めよう」と思いついた可能性はある。
ただちに村松さんとの会談がセッティング。「もう本当に無理なんです!」とYUIは涙ながらに訴えた。
そして翌年1月20日の武道館アンコールでYUIは「大勢のファンの前で歌うのはこれが最後」と意識してあの涙だった。この年の夏の終わりごろからYUIは独自の音楽活動を模索し始め、11月にYUIの活動休止を発表。12月にベスト盤リリースという流れ。そんなことを再確認。
今までの活動をひとつひとつ大事にしてきたように、これからもひとつひとつ大事にやっていくための決断なんですよ。もしかしたら傷付けてしまう人もいるかもしれないんですが、今後の活動の中でいつか恩返しできたらと思っています。
(この8年は)いつも新しいサウンド、新しい音楽を作りたいと思っていたので、毎回毎回が挑戦だったんじゃないかなと思います。あと、ライブでステージに立って、お客さんの顔を見たときに、次はこんな曲を作りたいなとかアイデアが浮かんできたりするんですよ。なので、聴いてくれる人の存在も大きいですね。
(アコギで弾くおすすめ曲)
路上でやってた曲はだいたい弾きやすいと思います。「Laugh away」なんかも弾きやすい曲ではありますね。
(アコギとの付き合い方について)
気ままなので、弾きたくなった時に弾くという感じなんですけど、ギターに関しては、結局、シンプルなところに落ち着くのかなと思います。自然な生の音がいい。それと、いろんなギターを弾くようになって思うのは、それぞれに個性があるなっていうことですね。ヤマハ、マーチン、ギブソン、テーラー、ギルドなどなど、それぞれに個性があって、それぞれの良さがある。洋服を替えるというのとはちょっと違いますけど、違うギターを弾くと、気分が変わって楽しいですし、弾かせてくれるギターと出会うと違いますね。
(弾かせてくれるギター?)今年の夏になってようやくいい感じになってきた。でもやっぱりYUIに会いたいと思ってて会えた人は一部に限られてるな。はやいとこ九州北海道もなんとかしてほしい。
同じ型のギターでも一本一本音が違うんですよ。やっぱりギターって、生き物だなと思うんですけど、人との出会いがあるように、ギターとの出会いもある。このギターだから、こういう曲が生まれるというのもあるし、弾くたびにいろんなことを教えてくれるので、その音色に耳を傾けながら、曲を作っていけたらなと思ってます。
今回この雑誌を買って帰った理由はもう1か所。
(でもベスト盤のシールに"YUI完結"と書いてあって、ちょっとドキッとしてしまいました)
「私もドキッとしました(笑)。」なんか、YUIらしい回答だった。
そして、2007年のYUI初武道館からまる10年経った。2007年11月19日という日は忘れられない。今もあの寒かった1日の思い出で生きている。
PS. 昔を懐かしんでるうちにFLOWER FLOWERは12月のイベントが3つも決定していた。31日のCDJ1718はたぶんもう正規のルートではチケット当たらないな。25日の渋谷クアトロも当たる気がしない。
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