山中湖の「みさきキャンプ場」にテントを張った。
さすがに11月になると家族連れなど騒々しい連中は姿を消す。だが、7組ぐらいがテントを張っていた。
夜はさすがに冷え込んだ。山中湖が標高980メートルぐらいなので、都心よりも5度以上は低い。しかも北風が湖面を渡ってくる。薪を燃やして暖を取り、完全に冬の衣服で毛布とシュラフに包まって、ゆたんぽを抱えて震えて眠る。
テント貼ってるすぐそこに白鳥がやってくる。優雅に泳いで湖面を渡り、のそのそと上陸してくる。
おそらく、餌を与える人がいるんだろうと推測して見ていたら、子供たちが歓声をあげながら何か食べ物を与えていた。野生動物に人間の食べ物を与えてはいけない。
朝食後、岬を散歩。11月だというのに富士山に積雪がまったく見られない。先週の台風が雪を消してしまったらしい。
岬の先端から平野集落を眺める。それにしても空も湖面も青い。
午前中に山中湖を見下ろすパノラマ台へ行ってみたのだが、人が多すぎた。誰もが富士山を眺めて写真を撮ってる。富士山の写真ばかり撮って、いったいどうするつもりだ?自分たちはササッとスマホで1枚写真を撮って速やかに立ち去った。これで連休終了。
都心がトランプ来日の厳戒態勢なので早めに帰ることにした。
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