2016年5月30日月曜日

サマータイムマシン・ブルース(2005)

2005年の映画「サマータイムマシン・ブルース」も8年ぶりぐらいに見返した。上野樹里と瑛太のふたりで主演っぽい。

劇団ヨーロッパ企画の舞台を本広克行が映画化したもの。舞台作品の映画化はあまり映画ファンから歓迎されない。

それに、本広監督はいつもそれほど評価の高い作品をつくるわけでもない。だが、この映画の細かい伏線の貼り方と回収の見事さはちょっと他にないカタルシスをもたらす。

実は今回この映画を見返した理由のひとつはムロツヨシだった。この作品はムロのデビュー作。ムロもそうだが、この映画に出てくる男子大学生がそろってみんなとにかく暑苦しくウザい。
「いやいやいやいや」って日本人が言うようになったのってこのころ?とにかくみんなバカでふざけっぱなし。

香川県善通寺市を舞台に、なぜかそこにあるタイムマシンで壊れたクーラーのリモコンをなんとか元に戻そうと悪戦苦闘のドタバタ。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「ドラえもん」の影響を受けたタイムマシンコメディか?アイデアがたくさん詰まっていて今見てもとても楽しい。
上野樹里が初々しくて普通にその辺にいそうでカワイイ。まさに、「のだめカンタービレ」で人気女優の階段を駆け上がっていく時期の魅力がいっぱい。
カラダにぴったり張り付いたシャツとジーンズ姿で、上野19歳の体つきがすごくよくわかるw

そして、この映画をDVDが出た当時に見たときはまったく気づかなかったのだが、真木よう子も出演している。当時22歳ぐらい?初々しい。
自分は真木よう子を見るとかなりの高確率で「えっろ…」とつぶやいている。自分はかなり真木よう子に弱い。気が強そうなSな目つきが好き。なんか、ボロボロに傷つけられて棄てられたい。最近離婚したみたいでちょっと嬉しい…かと思いきや、最近の真木はもうあんまりかわいくないなw

このふたりが写真部という設定。上野はライカ、真木はキャノンの古い機械式一眼レフを持っている。ふたりで暗室作業をやってたりする。暗室作業ってちょっとあこがれるな。今の高校や大学の写真部って暗室作業とかあるんだろうか?
あと、またしても佐々木蔵之介がいい味出してそこに居る。
最後に上野樹里と瑛太の恋の予感と余韻を残していく。みごとな脚本だ。主題歌はTommy heavenly6の「LCDD」。

PS. 上野樹里がトライセラの和田サンと入籍…。上野は邦楽ロックの聴き手だったの?どうやって知り合ったのか不思議。女優はみんな30を前にするとバタバタと結婚していくな…。北川や相武みたいに金持ちボンボンでないぶん良かった…って思うしかない。
けど、和田サンも生まれてから広尾の街を出たことないらしいからな。

0 件のコメント:

コメントを投稿