2016年1月18日月曜日

超高速!参勤交代 (2014)

「超高速!参勤交代」(松竹 2014)という時代劇を見てみた。江戸時代の参勤交代という制度に焦点を当てた映画。

こんな映画が公開されていたってまったく知らなかった。ま、自分は時代劇はほとんど関心ないからな。福島にあったという設定の小藩の殿様・佐々木蔵之介が主演で、その他はドラマでよく見る面々。

ストーリーは江戸への参勤を終えて帰郷したばかりの貧乏小藩を、権力をかさに江戸幕府の悪~い家老がイジメる話。江戸と磐城。ま、今の東京と福島の関係もそんな感じだと受け取る人が多いかもしれない。

江戸まで10日かかる参勤を5日で行くという無理難題をアイデアで乗り切るドタバタ喜劇。数名の家老たちが関所という通過ポイントだけ人を雇って大名行列を仕立て上げて体裁を取り繕う。慣れない山道を進んでボロボロになる。公儀の隠密の妨害などのピンチを切り抜ける。

参勤交代がテーマの映像作品を見たのは初めてだったのだが、実際はこれに似たようなものだったらしい。

深田恭子が「飯盛りおんな」役だが、お色気シーンとかほとんどないので親子で歴史を学ぶ目的で見ても楽しいかもしれない。歴史?というよりサラリーマンのつらさがテーマかも。

脚本がとてもよく練られていて各キャラクターが活き活きしていて楽しかったのだが、よくある痛快時代劇ドラマ。将軍様が一段高いところから何もかもお見通しで「大儀であった」とか言うw 吉宗を「暴れん坊将軍」史観で描いてるな。

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