堀北真希主演作品でまだ見ていないものを、堀北の結婚を機にじゃんじゃん見ていく。今後見ることもなさそうだから。
2007年に石川寛監督が堀北真希と黒木メイサのふたりを撮ったショートムービー「きみのゆびさき」を見る。堀北と黒木は同じ事務所で同じ年。全くそうは見えない。
でた、石川寛!この人は「tokyo.sora」「好きだ、」「ペタルダンス」という超絶退屈作で知られる。このショートムービーもきっと内容がないだろうけど、重い腰を上げてみてみる。
いきなり唐突に堀北と黒木が空を見上げてるツーショット。ぐおーっていう都市ノイズ、白っぽい画面、ああ、やっぱりこんな感じか。
雨上がりの校舎の屋上、2羽の鳥を見ながら「夫婦かな?」「兄弟じゃない?」「友だち?」というような会話。やっぱり大まかな設定が決まっているだけで台本はないっぽい。自然な女子高生の友だち同士の会話を聞かされる。
メーキングなどを見ると、監督がその場で口述でセリフを伝え、その場でなんとなく話が作られてる。それどころか堀北と黒木に話の展開を任せている…。
この監督は脚本も撮影も編集も自分でやってる。自分が見たいものを撮ってる。究極の自己満足。それだと面白いものを作ってファンがいないと、これからも映画を撮り続けられないだろうと思うのだが。
「指をこうやってると何か間にない?」、両手の5本の指と指を合わせて手をぐいぐいと動かしてると、間になにかあるように感じる…。やがて堀北と黒木はふたり指をあわせてぐいぐい動かしてみる。
「ずっとこんな毎日が続いたらいいね」「ずっと続くといいね」と心の声、ふたりは楽しそうに海へ。
「海、好き?」「空、好き?」というような会話をしているけど、これはやっぱり即興か?それにしても楽しそうにしている堀北がまるで小動物のようにかわいい。
開始から14分、堀北の口から突然ドラマを進展させる発言が出る。「なんで転校するの?」、ここで初めて2人の抱えている問題が浮上。堀北はずっと聞き出す間合いを探っていたのだ。
「新しい住所、聞いてない」「聞いてどうするの?」、黒木は堀北を突き放す。
ふたりの間にあったものは、お互いに取り留めの無い会話した時間と、指をあわせたりした感触だけ。
だれでも経験したような友だちとの会話、15分を描いたショートムービー。
この作品はわりと受け入れられる。なにせ短いので退屈しないギリな長さ。
この主演2人が夏服姿でなんとなく会話している様子が見たい人には価値があるDVDかもしれない。堀北のスカートが短い。
本当に石川寛って酷いですよね。日本映画の悪い部分を凝縮したような作品を作る監督だと思う。なぜこの人が映画を撮れるのか?
返信削除山本耕史は手堅い俳優なのかと思ってましたが、色んなニュース見るかぎりでは伊勢谷とか赤西、高岡蒼甫なんかより危険な存在と感じました。今後の堀北の芸能生活が厳しいものになるのではと危惧しています..。
自分はドラマの「鉄板少女アカネ」が観たくなりました。たわいないドラマでしたが、あんなものでも熱演する真面目な堀北に当時ちょっと感動した。堀北は2006~2007年あたりが一番いい時期だったと思います。
あ、評価が厳しいw この人、紀里谷と同じ匂いがしてた。
返信削除でも、映像見て数秒でわかるほどの個性があるってすごい。
伊○谷は俳優としてかなりヤバいと思う。高岡はわりといい味出してるときもある。
「鉄板少女」また見たいw でもTSUTAYAに置いてないんだよな…。