9月5日、渋谷道玄坂にあるライブハウス、duo MUSIC EXCHANGEまで出かけた。渋谷はいつ来てもウンザリするほど人が多い。
実はこれが自分にとって初Chelsyだった。前日の日付が変わる5分ほど前に急遽前売りを買う。
O-EASTは以前ブンブンサテライツを見にきたことがあったけど、duoはまったく初めて。ドアを入るとすぐそこがフロア。
いつものライブ友と行ったのだが、前日深夜に買ったチケットが400番台前半。この日は前売りが出たにしても、おそらく500人にやや届かなかったぐらい?だが、レコ発ワンマンライブを500人規模のライブハウスでやれるなら、すでに相当な人気バンドと言っていい。やはり客は男性客が多かった。
おそらく、今日このライブ会場に集まったオーディエンスの中で、Chelsyの曲を1曲も知らないままで来たのは我々だけだったかもしれない。しかも、メンバーの名前も顔もよく知らない。ただ、近藤P茂蔵さんがやってるガールズバンドということだけしか知らない。
開演10分ほど前になって会場へ行ってみた。入り口から奥の方、ステージかみ手側の後方でジントニックをちびちびと喉を潤しながらフロアの雰囲気を観察する。すると近藤P茂蔵さんが方々を挨拶して歩き回っている。この会場は2階席があって、そこが関係者席。このレベルの会場にしては多すぎる音楽関係者が来ていたようだ。Chelsyへの期待の高さを物語る。
開演直後から自分の近くに井上苑子がいることに気づいていた。気になってずっとチラチラと観察して見ていた。白い丈の長いTシャツにナマ足姿で黒いリュックを背負っていた。右の腰のあたりにゲストパスをつけていた。目をきらきらさせてステージを静かに見つめていた。どうやらひとりぼっちで来ていたようだ。誰とも話さないし、周囲の誰も彼女に気がついていなかった。
ライブの終わりのころ自分と井上苑子との間に、すらっとしたキレイっぽいオトナの女性が立った。遅れてやって来た藤澤有沙だった。ありさ、いい匂いがした。この日はバッキーさんもいた。いろいろ懐かしい。
で、Chelsyのライブだが、あれ?ステージ上に4人いる。どうやら1人はサポートギターのようだ。顔が丸い、アンパンマンみたいだとメンバーや客からイジられていたけど、自分はこのギタリストを一目みたときから「あ、宮間あや!」って思った。
そして驚いた。もうChelsyは完全に完成された大人気バンドになっていた。い、いつの間に…。
さすが近藤Pだ。よ~く教育が行き届いている。楽曲も演奏も歌唱も、明日から即メジャーでいい感じだ。Chelsyはアニメ「アオハライド」で楽曲が挿入歌に使われたことで、YOUTUBEの動画再生回数が380万回を超えている。すごすぎる…。アニメタイアップって本当にすごい。Chelsyの知名度はすでにワールドクラス。
ChelsyはギターボーカルのMIO、ベースのSHIZUKA、ドラムのAMIから成るスリーピースバンド。
見ている間ずっと、初めてステレオポニーをCLUB QUATTROで見たときの姿がデジャヴってた。
実際に見るまでどんな音楽性なのか知らなかった。アニメ声優みたいな音楽だったらどうしよう?とか思ってたのだが、これが想像以上にROCK寄りだった。楽曲の完成度も相当に高いのではないか。
ギターボーカルの子はYUIにあこがれて近藤Pにたどり着いたらしい。すでに歌唱が上手い。
ベースの女の子がすごくかっこよくて美人オーラを出していた。モデルみたいだ。Perfumeののっちが髪を染めてベースを持つとああなるだろう。すごく気が強そうな顔してる。
ドラムのAMIが一番よくMCで喋るっぽい。ボーダーのシャツが好きだという。この日の衣装は私服から選ぶので迷っていると、SHIZUKAから「ボーダーシャツの女の子はモテない」というまとめブログ記事をLINEで送られたという。この2人のやりとりが完全にPerfumeのあ~ちゃんとのっちに見えてしまった。このバンドのMCはかなり面白い。これも近藤Pの影響なんだろうか。
盛り上がれる楽曲が多かった。実際に盛り上がっていた。男どもが拳を突き上げてオイ!オイ!とやっていた。初披露だという振り付けのある楽曲もあった。スクリーンに歌詞を映してみんなで合唱の曲は、サポートギターが「転調したい!」と主張して今回のライブからやってるっぽい。ギターボーカルの子が難しくなって大変らしい。
この日のライブの詳しいレポはBARKSさんが即日UPしてくれた。すごい濃密なレポだ。
Chelsyはもう明らかに大注目バンドだと即実感した。またライブに行きたい!次のライブはなんと10月のメキシコシティ!w Chelsyは完全にヤヴァい。
0 件のコメント:
コメントを投稿