2007年公開の「アルゼンチンババァ」を見る。これはDVDで出たときに1回見ているけど、どんな話だったのかまったく覚えていない。ただ、つまらなかったことは覚えている。7年の間に自分も変わったと思うので今回はちょっとは面白く見れるかもしれないと期待。
よしもとばなな原作の映画化。鈴木京香、役所広司、そして堀北真希。名優と人気若手女優が出ていて話題にならないはずがない。
それにしても鈴木京香をババアって酷い。美輪明宏みたいな役。絶対相手にペースを握らせないけど非常識ってわけでもない。鈴木京香ってまだ未婚?
石材加工店の娘・堀北、いきなり病気で入院中の母(手塚理美)を亡くす。呆然と立ち尽くす堀北。
塞ぎこむ父・役所、穴に落ちて行方不明。葬式の準備も高校生の堀北が独りでなんとかする。お通夜のための寿司を買い自転車を押す。ハァとため息。ここまで10分、いろいろとリアルで惹き込まれる。
父がアルゼンチンババアの家にいると聞いて、汗かきながら自転車こいで屋敷へ乗り込む堀北。猫屋敷の悪臭と、鈴木京香に抱きしめられ気を失う。そして父を発見。ここまで25分。
「今まで何をやっていたのか?」娘として当然の問いかけに、「曼荼羅って知ってるか」と語りかける役所。「はあ?」、おかしくなってしまった父を困惑の表情で見る堀北。
あとはダメ親父役所に振り回される人々のコメディーとファンタジー。バンドネオンの音、タンゴを踊る役所と鈴木。男と女。死と再生。
ヒロインの叔母の森下愛子はきれいでかわいいおばさんだったな。この人も主要キャスト3人並に出番が多いし目立ってた。岸部一徳の愛人・桜井裕美ってすっかり忘れていた。最近あんまり見ないな。
CMで活躍してる人がメガホンを取ったみたいだけど、長編映画だと成功しない人が多い。堀北ファン以外には忘れられてる映画かもしれない。気が強いセーラー服(夏服と冬服)の堀北真希が見れるという点で貴重。パンをこねる堀北も貴重。この映画では堀北の笑顔はほとんどない。だが、堀北がかわいすぎて天使すぎてつらい。
2回目はわりと楽しく見れた。それほど悪くない。もっと見られていい。
アルゼンチンババアは養蜂をやっていて訪問客にハチミツをお土産に持たせる。自分もちょっと養蜂って興味あるな。
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