2015年5月1日金曜日

がじまる食堂の恋 (2014)

これは波瑠の初の単独主演映画だという。沖縄県名護市を舞台に、亡き祖母から引き継いだ食堂を経営する女の子とそこに集う若者の四角関係を描いた話…だろうと推測。テ○スハウス的な?

波瑠と竹富聖花、ふたりのnon-noモデルが出演している…、ただそれだけの理由で見はじめる。その他のキャストは地味だな。この映画もローカルな映画。ぜんぜん知らなかった。

家から職場へ自転車で通うヒロイン。この道が「あぁ、沖縄」っていう素晴らしい道。こんな風景の中で暮らせたら、暑くない季節の沖縄は住むのもいいなあって思ってる。

まったく沖縄っぽくないクールなヒロイン。波瑠はすっごく目が大きい。

ヒロインの前に突然現れる初対面のずうずうしい金なし男。「現金書留でお金送ってもらうから、それまで店に置いて!」
この俳優は小柳友。ブラザートムの次男で、なんとONE OK ROCKの元ドラム。ええぇぇ~、びっくり。2006年にバンドを脱退して映画「タイヨウのうた」に藤代孝治のサーフィン友だち(大西雄太)役で出てたってマジかよ!茶髪だったあの子かよ!こんなに長身だったとは知らなかった。

家に戻ると今度は元彼(桜田通)。こっちも「しばらく泊めてくんない?」って。
で、またまた食堂に戻ってやむなく金なし男と一晩一緒に過ごすつもりが、矛盾だらけなことを指摘される。そして元彼の前で恋人の振りを装う。あれ?なんだかちょっと面白いぞ。

さらに東京から竹富聖花がふらっとやって来る。これが登場した瞬間からおしゃれですっごいスタイルがいい謎の美少女。つらいわ~、本当につらい。竹富、今まで見たどの映画でも大根ぶりを発揮していたが、この映画ではわりとがんばってた…かな。主要キャスト。
だがオンナの鋭い勘を持っている。ヒロインと小柳が付き合っていないことを見破る。それどころかこの子の正体は…。完全に騙された。

マイペースで自分勝手な男たちに振り回されてカリカリ怒ったり目を円くするヒロインを演じた波瑠の存在感が素晴らしい。魅力的なヒロインだった。表情の演技だけで魅せる貫禄がすでにある。こりゃ朝ドラヒロインにぴったりだな…って思ってたら、来たよ!秋から始まる次期朝ドラ主演が。やっとブレイクするときがきた!

十分鑑賞に堪える新鮮な大人のラブストーリーになってる。波瑠の代表作としてオススメできる。自分は面白く観れた。

2 件のコメント:

  1. 今クールのTVは「ヤメゴク」が一番おもしろい。視聴率は苦しいけどゲゲゲの鬼太郎を大島優子が怪演。本田翼も出番すくないけどなかなか可憐。

    小柳友が孝治の友人の片割れだったなんて、今の今まで知らなかった!! でも、ブロガーさん、「カラスの親指」で能年ちゃんといっしょだったじゃないですか。役のため10キロ太って、坊主頭だったけど、石原さとみの彼氏役はいい味出していた。

    「週刊文春」読んだら、「カラス」も「あまちゃん」も事務所の意向に関係なく、能年ちゃんが実力で勝ち取ったことがわかった。能年ちゃん、ブラック企業から逃げて!! キョンキョン、能年ちゃんを助けて!!

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  2. うげっ!?小柳どっかで見たことあるなと思っていたら「カラスの親指」のあの男か!たった今思い出した~

    「ヤメゴク」は録画だけして見るの数年後かもしれない…。録画だけして安心してそのままってパターンが自分の場合は多数。まさみの「ショコラ」も放送が始まってるし、見ないといけないものだらけ。今は映画を見ることが楽しくて、本を開けなくなってしまった。

    能年、心が折れないか心配だ。レプロがそんなコワモテ事務所だって知らなかった。早いとこ移籍して映画にドラマに出まくってほしい。小泉今日子を支持!

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