これ、DVDが出たとき(2007年5月)に一度見ている。今回、実に7年ぶりに見た。鷺沢萠という作家を自分は1冊ぐらい読んだことがあるかと思うのだがほとんど印象に残っていない。
この映画、60分にも満たない低予算映画。東京単館レイト上映?堀北真希主演作品なのに今ではほとんど忘れられている。
桐谷美玲のデビュー作として有名かもしれない。だが、桐谷美玲はヒロイン堀北真希の後ろの席に座っているだけで、挨拶を交わす程度で台詞もほとんどないし、ほとんど印象に残らない。ほぼエキストラ。
桐谷美玲のデビュー作として有名かもしれない。だが、桐谷美玲はヒロイン堀北真希の後ろの席に座っているだけで、挨拶を交わす程度で台詞もほとんどないし、ほとんど印象に残らない。ほぼエキストラ。
全編フルデジタルで製作ということだが、画面が暗くコントラストが低くとても見難い。役者たちの表情の演技が見えない。それに静かで地味な映画。なんか、台詞が聴き取りづらい。
ヒロイン柏尾芽衣子(堀北真希)は河原の道を歩いて、事情によって自分の実力よりも低い高校へ通っている高校2年生。学校では他人より勉強ができる優等生だが、人から頭がいいと言われることには心の中で違うと反論していた。
父親不在で家政婦が夕飯を作りに来てくれる家と学校を往復するだけの毎日。教室での会話はテストに出る箇所とか勉強のことばかり。仲のいい友人はひとりだけ。
父親不在で家政婦が夕飯を作りに来てくれる家と学校を往復するだけの毎日。教室での会話はテストに出る箇所とか勉強のことばかり。仲のいい友人はひとりだけ。
芽衣子はゼンコウという男子生徒に秘めた恋心を抱いていた。dangerを「ダンガー」と読んでしまうように勉強はできないが、自分に積極的に話しかけてくれる気さくな生徒。このヒロインは鷺沢自身がモデルになっていると思われるが、暗く陰気な印象。
ある日、バイトで遅れる欠員の出たマージャンに誘われる。遅れてきた男が合流するとあとはすることがない。何時の間にか部屋の隅で寝てしまい、終電で帰ろうとするものの、この辺は治安が悪いと止められる。
始発で帰るのをバス停まで送ってもらう。その程度で「あ、優しい」とさらにゼンコウを好きになってしまう。ここ、ヒロインの感情が画からはあんまりよく伝わってこない。
ある日、バイトで遅れる欠員の出たマージャンに誘われる。遅れてきた男が合流するとあとはすることがない。何時の間にか部屋の隅で寝てしまい、終電で帰ろうとするものの、この辺は治安が悪いと止められる。
始発で帰るのをバス停まで送ってもらう。その程度で「あ、優しい」とさらにゼンコウを好きになってしまう。ここ、ヒロインの感情が画からはあんまりよく伝わってこない。
バレンタインにゼンコウに告白するも「好きな人がいる」とふられる。3年生になると仲のよかった友人ともクラス替えで離れ離れ。友人はやりたいことがあって専門学校へ。自分は推薦で大学へ。
満たされない日々を送り、「父と結婚してくれないかな」と好意を持っていた家政婦さんも他の人と結婚。自分の居場所を失ったと感じてニューヨークへ渡り現地で結婚、そして離婚。
再び日本へ戻る。ここは成長した芽衣子(佐藤藍子)が回想し独白で説明するだけ。インテリアと照明のアドバイスの仕事でゼンコウと再開するところで映画は終わる。おそらく再開場面は映画のみに加えられた場面。
満たされない日々を送り、「父と結婚してくれないかな」と好意を持っていた家政婦さんも他の人と結婚。自分の居場所を失ったと感じてニューヨークへ渡り現地で結婚、そして離婚。
再び日本へ戻る。ここは成長した芽衣子(佐藤藍子)が回想し独白で説明するだけ。インテリアと照明のアドバイスの仕事でゼンコウと再開するところで映画は終わる。おそらく再開場面は映画のみに加えられた場面。
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