この映画も桐谷美玲が出ているという理由、それだけで見た。原作が大ベストセラーらしいのだが読んでいないし何の知識も無い。
ハワイで友人の結婚式に参列した男女が知り合う。いわゆるナンパじゃん。どうゆうわけか主人公もヒロインもずっと思いつめたような暗い表情。だんだんとわかってくるけど、このふたりは以前恋人同士で一緒に住んでた。男は記憶喪失を抱え、女はがんの治療中という「難病もの」だった。最初の出会いシーンから基本設定がわかってないと、二人の謎のリアクションに「?!」ってなる。
夏が舞台なので桐谷の細腕がずっと見られる。それに桐谷がずっとおでこを出したヘアスタイルなのもめずらしい。健康的な桐谷は可愛い。
だが、半分は闘病シーンなので見ていて辛い。桐谷の末期ガン患者ぶりがリアルすぎて見ていられないぐらいに辛いし怖い。髪も抜け落ち顔は土色でガリガリに痩せて苦しんで…グレイタイプの宇宙人みたくなってた。愛する人が病気で苦しむのを見ることは自分が死ぬことよりも恐ろしい。
とくに展開に起伏がなく、二人は以前付き合っていたという基本設定も前半は台詞でしか説明がないので、注意して見て聴いてないと分かりづらい。回想シーンは後半以降と最後付近にしかないのは演出上?脚本、演出、演技、いろんなことがピンとこないのでモヤモヤした感じで見続ける。しかもずっと泣いてるので陰々滅々としてくる……。ED主題歌がさらに下がる。もう1回見ないと演技とか台詞とか合点がいかないと思うけど、数年は見ないと思う。
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