Perfume in Happyで気になるシャンデリアハウス DVD

2008年から日本テレビで放送されてた情報バラエティ「HAPPY!」と、雑学トークバラエティ「気になる子ちゃん」、お笑い芸人を毎回ゲストに迎えたコント番組「シャンデリアハウス」を収録したDVD「Perfume in Happyで気になるシャンデリアハウス」（3枚組み 2009 AMUSE）をついに購入した。正月に見ようと思って。

発売時の価格は9,400円だったが、現在のブックオフでの相場は3,950円。10％オフのクーポンを使ってさらに安く購入。実は以前にも見つけて買おうとしたのだが、いざレジで中身を移し替えようとしたらDisc１が行方不明という店側の落ち度によって一度断念していた。

これ、自分はほとんど録画していたし、動画サイトでほとんど見れたりするので高価なDVDを買う気が起こらなかった。
だが、地上波アナログ時代にDVDRに焼いたものはほとんど見なくなったし、「シャンデリアハウス」は深夜番組だったので第1話、第2話を録画に失敗していたのと、第6話が途中で録画が終わってばっつり切れていたりと完全な状態じゃなかったので、あえて今購入。

「シャンデリアハウス」は放送開始当初、Perfumeの3人がお笑い芸人たちとコントで絡むというので不安だった。きっと寒いだろうと。
だが、それは完全に杞憂だった。Perfumeの3人のトークスキルとお笑いの対応力のすごさをまざまざと見せ付けられた。

全12話、どれも一定のクオリティを保っている。ギリギリなぐだぐだ感が今見ても楽しい。大体の台本があってPerfumeの3人が自由に泳いでいる感じがする。

個人的にMVPだと思うのは第11話「恋のプライベートレッスン！？」での升野とふかわ。
シュールで異常に面白い。一時期毎日見ていた。
第3話「赤ちゃんとテクノカットがやってきた」のオードリー春日の「彼女になれるかテスト」も面白かった。
第8話「私、泥棒猫じゃないもん！」での「イエス　フォーリンラブ！」、第4話「合コンの女王降臨」でのハリセンボン近藤春菜の芸にも感心した。

どの芸人たちも持てる技を発揮してPerfumeの3人を輝かせてくれた。だが、唯一寒かったのが第7話の南海キャンディーズ、この回だけは自分は受け付けない。ぜんぜん面白く感じない傷。

自分は以前、第5話「恋人はイケメンロッカー！？」で、かしゆかが「かぶったぁ～！」とカリカリ怒っているシーンの動画ばかり見ていたことがある。第12話「さよならシャンデリアハウス！？」でのインパルス板倉の「かしゆか隊長のご帰還ですな」への一瞬の戸惑いと困惑もツボ。ふかわのくだらない質問に対するかしゆかの冷たい蔑みの眼差しが好き。かしゆかが3人の中では一番女優だと思う。演技がとても自然で面白い。第5話は台本が「ベランダに蛇！」って突然の展開がめちゃくちゃすぎ。

第6話「たちまち広島はサイコーじゃけぇ」でのキレのっちも自分の名場面。台本と演出がよかったのかもしれないが、シャンデリアハウスでやっていることはPerfume LOCKSやライブコンサートMCと似たようなものだったんだろう。たぶん楽屋での3人もほぼこんな感じなんだろう。

Disc3は「HAPPY!」傑作選。ヨドバシアキバ、恋の技あり道場（堤下、宮川、後藤師範）、美容ばば抜きでのかしゆか足ツボ、のっち議長、平野レミクッキングなど名場面を押さえている。

「気になる子ちゃん」も傑作選。わけゆかとぱっつんゆか、蛇ゆかも見れる。のっちの味覚が試されるラーメン4種混合テイスティング、気遣い裏目裏目、と最低限の名場面を押さえている。「気になる子ちゃん」のときのPerfumeの3人のメークが今より濃いなって思った。

最後にDVDのための特典映像「シャンデリアハウス未公開シーンと舞台裏」を収録。これは完全に初めて見る映像だった。DVD3枚すべて見るのに7時間10分かかる。元日の夜から2日の朝8時過ぎまでかけてイッキに見た。目がショボショボするぐらいに疲れたけど楽しく見れた。何度も見ているシーンでもつい笑ってしまった。

Perfumeの3人はこのときから何も変わっていない。いつまでも変わらないでいてくれている。これってなかなかできない素晴らしいことだと思う。2008年から2009年にかけて毎週こんなにも面白い番組が放送されていた。毎週テレビでPerfumeを見れたワクワク感を知らないなんて、最近ファンになった人は可哀想だ。