ステレオポニーはYUIとほぼ同じ時期に活動してたガールズバンド。派手な衣装やメイクと無関係で硬派なスリーピースで好感をもっていたし何度もライブに足を運んだ。ギターボーカルだったAIMIはソロ活動と同時に新井弘毅(元Serial TV drama)とのユニット活動、NOHANA(ベース)とSHIHO(ドラム)はサポートギターだったMAOと新たに女性ボーカル2名を加えて5人でDraft Kingというバンドを結成。(このバンドはその後4名になって現在に至る。)
自分はこのころあまり音楽を聴く気分じゃなくてステレオポニーの活動をよく知らなかったし、2013年前半はGO FESしかライブに行ってない。3人はアメリカへ行って、NOHANAが語学留学、AIMIが弱気になって、気づいたら解散してた……。1夜かぎりの解散ライブ「BEST of STEREOPONY」(赤坂BLITZ)はYUIも登場したのでYUIファンの目にも届いた。あのライブはよかった。
このジャケットの今までとまったく違うビジュアルには戸惑った。GO FESのときも戸惑った。何か大きくイメチェンしようとしていた?アメリカ市場を意識した?Serial TV dramaの「狼」という曲をTrack2でカバー。初回盤付属DVDには「狼」のPVのみ収録。AIMIがハンドマイク歌唱、スタジオでノリノリになって演奏しているカッコイイ路線を狙ったPVなのだが、自分は「狼」にPVが存在してたって今回このCDを手に入れて初めて知った。今までまったく見た憶えもない。MAOともう1人知らない人がギターでサポートに入っている。誰?
そもそも「狼」という曲はSHIHOが大好きで、この時期に出たMARQUEE Vol.91のインタビューでも熱烈にSerialの素晴らしさを語っていたから、SHIHO持込企画だったのかもしれない。SHIHOはSerial TV dramaのラストライブでもドラムを叩いたという。え?Serial TV dramaはステレオポニーよりも先に解散してた?!2年にも満たないメジャーでの活動だった。知らなかった。
「狼」はDraft King旗揚げライブでもやっていた。だが、自分は2回しかDraft Kingのライブに行っていない。AIMIもステポ解散後は2回だけ。すまん。もう3人ともステレオポニーのことを思い出すこともあまりないかもしれないが、自分はこれからもステレオポニーのことを「伝説のバンド」と呼んでいく。ステレオポニーのオフィシャルサイトはまだ消されずに残っていることも今回確認した。
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