今までぜんぜん眼中にないカメラだったのだが、105円でキレイだったのでつい手が出てしまった。自分の興味を惹くかどうかは主にデザインにかかっている。Canonのコンパクトカメラは全然欲しいと思うものがない。
ファインダーもフィルム暗室内部もきれいなものだったのだが、電池ボックスだけは火山灰が降ったようになっていた。いつものようにアルコールをつけた綿棒でささっと掃除をして、単三電池2個を入れたら、案の定、何も問題なく作動する。やった、ラッキー!
電源スイッチの位置がユニーク。ついうっかりリワインドのスイッチを押してしまいそうになる。電源を入れると「グガァァ」とレンズカバーが開く。
シャッター音が「ガッ・シャーン・グガアァァ」って、内部で何かが動いている感じがすごくしてうるさい。今まで自分が触ってきた古いカメラの中で一番作動音がでかい。これ、びっくりした。とても静寂が求められる場所では使用できない。
え?って思ったのが、せっかくファインダー内にピントのピクトグラムがあるのに、シャッター押してみるまで、ピントが何処に合ったのかがわからない?
緑色のマーカーが左から右へ行って帰ってくる時に、ピントがあった場所を示してくれるのだが、これは実用性があまりない。
最短撮影可能距離がわからない。ま、余裕を持って退いた絵を撮ろうか。
では、いつものようにあちこちへ連れて行って試写してきたものを以下並べてく。フィルムはフジ業務用100 現像はキタムラのフロンティア
秋田角館
田沢湖
仙台市泉区
東京あきる野市五日市
友人が対処法を考えてくれた。ギアがかんで動かなくなったら、電池をはずす→リワインドのスイッチを動かす→もとに戻す→電池を入れる
フィルム1本目は4、5回フリーズしたが、すべてこの方法で切り抜けた。途中の3コマが重なっていた。やはり低温高湿度での撮影は酷だったっぽい。暖かい状況で撮影したらスムーズに動いてくれた。
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