「タイヨウのうた A Song to the Sun 」 河合夏希著 小泉徳宏監修 SDP ソニーマガジンズ(2006年6月) 定価700円+税
前回、ハードカバーの「タイヨウのうた」を読んで、まったく内容の異なるストーリーになっていて驚いたのだが、こちらの文庫版は映画を忠実に再現したかのような内容で逆にびっくり。映画とほとんど台詞が同じで読みやすい。
読んでいると映画の場面が実にいきいきと目に浮かんでくる。予期していなかったことに、活字で読むと雨音薫の悲劇が映画以上胸に突き刺さるような痛みを残す。悲劇の核心場面ではついうっかり目頭が熱くなってしまう。何度も何度も。
映画には登場しない場面もほんの少しあるけど、それは説明上の許容範囲内。ラストでは薫を失った両親に新しい命が…?!美咲ちゃんは藤代孝治の友人と付き合い始める?というような箇所がある。
巻頭に6ページだけカラー写真掲載。ま、「タイヨウのうた」関連書籍を1冊でも持っていればすでに目にしたことのある写真ではあるが。そして巻末には小泉監督のあとがきがある。
この文庫本があればいつでもどこでも「タイヨウのうた」の名場面がまぶたに広がる。いつでも好きなページをめくるといい。この本はオススメできる1冊だ。
「じぇじぇじぇ」流行語大賞おめでとう!
返信削除他の誰も薫にはなれないと思っていたけれど・・・。
もしかしたら能年版「タイヨウのうた」なら、不埒にも、それなりに見れるんじゃないかと思ってしまった。考えてみたら雨音薫が「不治の病」でなく、生き延びれた・・・と考えたら、「続タイヨウのうた」は「あまちゃん・東京編」みたいになっていたんじゃないでしょうか?
もっとも能年ちゃんの歌とギターではビブレの前で石投げられていたでしょうけど。
YUI様は偉大!
実は自分は「倍返し」「おもてなし」はまったく聞いたことがない…。
返信削除でも、4つとも絶対はずせなかったのは納得の選択。
能年がアコギで弾き語りする映画が見たい!
…私の場合、基本、裏方なのですがホテルマン=接客業であり、もてなす精神っつうのは切っても切れないものなので、クリステルのあれはありです。半沢直樹、あまちゃんはちゃんと見ていたので、いずれも。倍返し!…今の職場では使う機会はごじゃいません。
返信削除ずっと先なのですが、7年後のROCKINJAPAN FESは行けないかもしれません(;_;)五輪絡みで…大変です。