この表紙のYUIはまるでアイドルのようにラブリー。ファンならぜひ手元に置いておきたい1冊だ。
このアルバムのインタビューは他誌でも多いので、今回は「おっ?!」と思った箇所だけ一部引用し紹介
(ドライブしながら作った曲もある?)
「それが、運転するのは好きなんですけど、意外と近所のスーパーくらいしか行ってないんですよね(笑)。だからどちらかというと、イメージしながら作った曲が多くて。」(Paradeは実体験?)
「ドキッとする歌詞だったりするかもしれないんですけど、いまのところ、そういう恋愛をしてないです(笑)。ただ、サウンドがキラキラしてて、跳ねてる曲だったので、ウキウキしてるような恋の歌にしたいなっていう感じで作ってて。恋をするとパレードがしたくなる。そういうワクワク感を表現したかったんですよね。具体的に〈渋谷で会って〉っていう歌詞を書いたのは、風景が見えるような曲にしたいなって思ったからですね。」(YUIさんの理想の恋愛は?)
「う~ん、一緒にいても集中を高められるのであれば、それはそれでいいと思いますけど、ライヴ前とか、仕事に集中できないって思うのであれば、うまい距離を保った方がいいと思うし……。結局は、まぁ、自分次第ってことなんですけど、どっちにしても、まずは音楽が軸にあるっていうのは変わらないですね。」(相手に求めるものは?)
「ちゃんと自分の目標に向かってやってる人だったら、安心して見てられますよね。自分の仕事をひとつひとつ一生懸命にやってる人がいいなと思います。」(Cinamonもラブソングですよね?)
「そうですね。夜、寝ようと思ったときに、好きな人に電話をかけたら出なくて、すごく心配しちゃうっていう曲はあるじゃないですか。でも、この曲は、どちらかというと、電話がかかってきた方の気持を歌ってて。そうやって心配してるかもしれないけど、こっちは案外、寝てるだけのときもあるよっていう、軽いメッセージというか……。」
「ほのぼのなメッセージですね(笑)。タイトルは、たまたま仮タイトルをつけるときに、シナモンのお菓子を差し入れていただいたんですよ。ふたりの時間軸のなかに、シナモンの香りが漂ってたら、その空気感が伝わるかなと思って、そのまま使っちゃいました。」(最後の曲、Kiss me)
「終わりたいのに終わりきれないみたいなときですかね。変に優しくされるのなら、傷つけられたほうがいい、みたいな。これも恋愛の曲ではあるんですけど、私としては、信頼っていうのは、些細なことで壊れてしまうものよっていうメッセージを入れていて。で、そのまま1曲目の『to Mother』に戻って、ループして聴いてもらって、ホッとしてもらえたら嬉しいなって思いますね。」
そしてYUIはこのアルバムのレコーディングが「ホントにすごく楽しくできた」と語っている。
「今回は、いろんなことを試してみようっていう興味や、お休み中に受けた刺激もどんどん取り入れていった。全部、納得がいくところまでできたんで、もう思い残すことはないので、あとは、これから聴いてくれる人がハッピーになったり、元気になってもらえたりしたら嬉しいですね。」もし、5thアルバムもこんな風に楽しく製作できていたら……、今でもYUIはYUIとして楽しく続けていただろうな…などと考えてしまった。
そして最後に読者からの質問コーナーがあるのだが、この号では恋愛に関する質問が多い。「恋愛って大変だなって思ったことは?」(茨城県・25歳女性)という質問には
「気を遣うこと。……気を遣うっていうのは、恋愛のいちばん初期の段階ですよね。どんだけ遠い距離なんだっていう(笑)。えらい遠い感じですけど、伝えたかったことがうまく伝わらないっていう切なさや寂しさをよく感じたりしますね。」この回答もYUIらしい、答えているようで答えていないような感じだ。
そして、この号はYUI基礎知識的な質問への回答も用意されている。
(アデューという言葉を使うようになったのは)
すごく昔、お世話になっていた事務所の女性スタッフの方が使っていたのを、「使っていいですか?」ってお願いして、そのままいただきました(笑)。(友達とかから呼ばれるニックネームは?)
普通にYUIが多いですね。小学生のときは、シャワーズとブラッピっていううさぎを飼っていたので、“うさこ”って呼ばれてました。シャワーズは、飼育委員をやっていたときに、ほかのうさぎからいじめられていたので、可哀想だと思って連れて帰ったうさぎで、名前はポケモン世代だったので、ポケモンから付けて。ブラッピは、ブラッド・ピットが好きだった知り合いのうさぎだったんですけど、「グアム旅行に行くから預かって」ってお願いされたまま、うちの子になりました。(カラオケの十八番は?)
カラオケにはあんまり行かないですね。もし行ったら、ハナレグミの「家族の風景」を歌うかな。優しい感じのアコギもいっぱい入ってるし、歌っていて気持のいい曲だなと思いますね。「自分の曲を歌ってほしい」って言われたときは、みんなが知ってる曲じゃないと寂しい思いをするので(笑)、シングル曲を歌います。みんなが一緒に歌ってくれると安心する。良かった、みたいな(笑)。(なぜ曲名、アルバムタイトルがすべて英語なのか?)
もともと、曲作りをするときに、でたらめ英語みたいなので作ってたりしてたんですね。最初は、英語の響きがすごく好きなので、英語のタイトルをつけるくらいの感じだったんですけど、途中からは、それが定番になってきて。統一感がある方がいいかなと思って、ずっとそうしてますね。今回このインタビューを読み返してみて、え?!そうだったの?ってちょっとびっくりした忘れていた事実もあった。YUIがうさぎを飼うきっかけが面白い。うさぎを飼っていたから「うさこ」と呼ばれていた小学生YUI。「ポケモン世代だったので」という発言は意外すぎた。
小さい時に「うさこ」と呼ばれていたことはTV番組でも語られていましたね。YUI さんの恋愛話も子供時代のエピソードも、あまり女の子らしく無くて、少年のようなイメージがあると思っています。
返信削除最近のyui さんを見ていると、行動がやんちゃな子供時代に戻っているような感じです。
ここでハナレグミが出てきてたとは…。
返信削除これも持ってますけど、意外と記憶に残ってないものですね。
Kiss me 最高!
返信削除こういうタラタラ系のメロディも味がある。
music loversでは「うさぎ」(byおさななじみ)とも呼ばれていたという新事実も!
返信削除YUIのハナレグミ聴きたい。
Kiss me 大好き!
これ、貴重な情報ばかりですね…
返信削除前にYUIradioで、あだ名の話になったとき、「『YUIさん』はもうあだ名ですか?(笑)」って、茂蔵さんにつっこまれてたと思うんですけど、Mラバ観た後にまた聞くと、『うさぎ』って呼ばれてたことYUIさん自身言ってないし、幼なじみの人が話してる時もスタジオで、かたい表情してたので、あんまり子供の頃のことを話されたくないのかなと思ってたけど、これ見て、かなりホッとしました(`・ω・´)
あと、カラオケで、みんなが知ってる曲じゃないと寂しいからって考えてるYUIさんが…可愛すぎる(笑)
こういうエピソードたまんないです(笑)
P.S. 美織さんも今、ウサギ飼ってるし、私も飼いたくなりました(´ー`)
あの幼なじみにYUIがまったくリアクションがなかったとき「おや?」って思った。ま、YUIは感情をあまり顔に出さないから、「おっ」を編み出したのかもしれないけど。
返信削除今、うさぎブームなのか…?
��全部、納得がいくところまでできたんで、もう思い残すことはないので...」
返信削除今から思えば、既にこのとき引退考えてたのかもと思える言葉ですね。
幼馴染出てきた時のリアクション薄かったですよね。本当に子供の時しか接触無かったのかも、と思いました。
返信削除>TIW さん
返信削除やだ、ホントだ。初めての三拍子、初めてのファンク、どうして5thが気持ちよく製作できなかったのか不思議だ。
>mmk さん
子供のとき以来見たなら「あっ!」ぐらいのリアクションがあってもいいと思った。実家に帰るたびに見かけてたって可能性もなくないかも。
シングル曲を除いたら4thより5thの方が個人的には好きですけど、そういう方は少ないんですかね?Get Back Homeはいまだによく聴きます。今のyuiさんのことを考えて聴くと感慨深いです。
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