鎌倉・旧華頂宮邸 秋の一般公開

大阪、名古屋と旅して来たばかりだというのに、前の職場の同僚に鎌倉へ呼び出された。旧華頂宮邸が10月5日6日と洋館内部が一般公開されてるから、「行かないか？」と。まあ、鎌倉まで片道1,000円ちょっとかかるけど。いろいろとくだらない話をしに行く。



華頂宮（かちょうのみや）家は伏見宮邦家親王第12男子、広経親王を始祖とする、伏見宮家の分家。明治元年より華頂宮家を創設。大正15年に臣籍に下り華頂侯爵家となる。



鎌倉の報国寺の近くにこの屋敷が建ったのが昭和4年。侯爵華頂博信夫妻が住んでいたのだが、数年しか住んでいなかったために、ここでの暮らしぶりがよくわかっていない。鎌倉市では当時のエピソードとか写真とか情報を募集している。転々と所有者を変え、平成8年に鎌倉市が取得。年2回しか公開されないので洋館内は混んでいた。写真は撮らなかったな。



施設維持の募金をするとコーヒーがいただける。フランス式庭園を眺めながら、テラス席でコーヒーとマドレーヌ（100円）。この家、12人ぐらいでシェアして住みたいなあ。ここは年に春と秋の2回のみの一般公開。ボランティアの人が案内してくれる。



報国寺にも参拝。新田義貞の軍が鎌倉に攻め入ったとき、由比ガ浜に北条方の多くの死体が……、この寺に集められて供養された。



そして、数年前から通行止めになっている釈迦堂切り通しの現在の姿。厳重なバリケードで完全にブロックされてる。



鶴岡八幡にも久しぶりに参拝。銀杏の木が無い鶴岡八幡にはまだ慣れていない。この日は流鏑馬があったけど見ていない。見るためには長時間待たないといけないのでスルー。この日はすごく蒸し暑かった。ホントは山に登ってみる予定だったけど断念。



鎌倉に来たからには西口広場へ行ってみる。この場所は喫煙所になってしまっている。タバコ吹かしてる人だらけで煙たいし臭い。とてもストリートライブができるような場所ではない…。