インコの群れ@名古屋クラブクアトロ 10月2日

大阪からローカル線のみでゆっくりと名古屋へ。名古屋栄のパルコの最上階にその会場はあった。
新幹線で東京から仕事で遅れてやってきた友人と合流し、「矢場とん」で「みそカツ」、そしてパルコの階段で入場待ち。

自分としては珍しいことだが、今回のツアーは名古屋で非常にいい番号を引き当てた。平日だから5~6人が時間内に来なければ、最前を狙えるかも！

だが、全員開場時間に来て並んでたｗ　みんな必死！最前は取れなかったな……。でも、めったにない、いい番号なんで出来るだけ前へ行ってみた。おかげで自分の7年間のYUIライブ参戦歴で最もYUIに接近できたライブになった。自分は今までそこそこいい番号でも最前へ行こうなんて考えなかった。後ろでゆたったりと全体を見渡して見た方が満足度が高いと。だが、最前もいい！メンバー同士の表情を見ながらだとMCの内容理解がさらに進む！

衣装は大阪とまったく同じだったと思う。右腕だけ腕まくり。ヘアスタイルも同じ。やはり最前で映像を録っていたので、これはひょっとするといつか公開される？かも。

yuiはまるでモデルのような美少女だったよ……。何回も目が合ったように感じたよ……。

しかし、失うものもある。大圧縮の押し合いへし合いで汗びっしょり。2列目中央付近にいたのだが、フラフラが登場するや、後方からの中央突破の一段によって外へ外へとはじき出される……。真ん中に左右を分ける手すりがあれはこんなことにはならないのだが。あと、周囲がヘタレだと、まるで離岸流のように中央から流される。総崩れ。スキが出来ると後ろの男がカラダをネジ入れ込む。結局自分より後ろの整理番号を持った男たちが、開場時のポジショニングにいなかった男が自分よりステージに近い隣で見ている。戦国の合戦では陣形が重要だったというのがよく理解できた。かといって、その場に留まろうと努力すると、元の場所を回復しようとすると、後ろにいた男があきらかに不機嫌にぐいぐい足をねじ込んでくる。どうしてその場所で見ることに満足できない？圧縮は別にいいけど、どうして不機嫌？

そんなこんなでライブの様子を記憶できないし、メモもとれない。かなり淡白なライブレポになる。フラフラスタッフツイにあがった写真でも中央付近はキツすぎて腕が上がってない。

So many tears が「インコの群れ」名古屋の対バン相手。自分は今日まで、東京スカパラダイスオーケストラのドラムの人が「フィッシュマンズ」だったって知らなかった。それ、オレだけ？恥ずかしい。フィッシュマンズは90年代とても人気があったバンドで、自分も名前は知っていたけど、ほとんど知らなかったといっていい。確か1年ぐらい前にサカナクションと対バンしていたように記憶している。

キーボードの沖祐市はサポートで参加。本来は欣ちゃん、加藤隆志、柏原譲によるスリーピースバンド。茂木欣一がMCでは一番喋ってたかな。名古屋の客は大阪よりも全体的に若く感じた。高校生が多かった。でも、音楽性はYUIファンなら受け入れられるはず。

ギター加藤隆志は以前からYUIをシンガーとして尊敬していたと語っていた。今回の対バンの話をYUIからのメールで見たときは「マジでぇ～～！？」と叫んだそうだ。茂木、加藤とも今回の対バンにSo many tears を誘ってくれたことについて感謝の弁を述べていた。すっごい笑顔。

この日、FLOWER FLOWER は大阪とほぼ同じセットリストだった。ということは渋谷もたぶん同じかもしれない。大阪ではやらなかったが、アンコール1曲目ではオーディエンス全員でオ〜オ〜と歌う場面があった。

注意！以下ネタバレ！

だが、7曲目に大阪でやっていない曲が来た。あれ、大阪より1曲多い？

ここ最近のyuiはできたばかりの曲だと、歌詞を覚えてない。紙を片手に歌うことが何度かあったために、またできたてホヤホヤの新曲披露？って思ったけど、どこかで聴いたことがあった様な気もするし、言葉のセンスがYUIっぽくないとは思った。ツイで丁寧に教えてくれた方がいたのだが、この曲はフィッシュマンズのカバー「いかれたBaby」という曲だった。

友人によると、yuiが卓上のルーズリーフ紙を取り出したとき、まふまふが「やらないよね？え、やるの？！」という表情のやりとりがあったそうだ。大阪のZAZEN BOYS 「KIMOCHI」とは違い、「いかれたBaby」はフルだったので、セトリに入れてもいいと考える。

ということは、渋谷でも1曲、対バン相手にちなんだ曲が披露される可能性が高い。レキシだと一体何が来るんだろう？想像がつかない。

さて、今回のツアーもやはりMCは少なめだが、大阪でのZAZENのみなさんとの打ち上げでの出来事をむらじゅんが語る。

居酒屋の壁メニューに「ロシアン寿司」を見つけたyui　「これ、食べた~い」（むらじゅんによるyuiの口調マネで）。向井さんも「いいんじゃないか」ということで注文。まふまふ「先輩方に気を使って、明らかに緑色のものがはみ出たものを取らざるを得ない」　ZAZENの柔道2段松下さんはCoco壱のカレー10倍で健康管理するほど辛いものが好きなのに、顔色がみるみるおかしくなっていくほどのヤバイ代物だった！現場が地獄にｗ　

これに責任を感じたyuiが「私も食べる」って言い出して。まふまふ「禊、禊ぎやね」むらじゅん「結局、自分も巻き込まれた」というネタを披露。

メンバー紹介ではさっちゃんが喋った！So many tears Tを来たさっちゃんがフラフラを代表して、「ボクの青春だったフィッシュマンズの方と対バンできてうれしかった。」と感謝の弁。優しそうな真面目そうな喋り方だ。

まふまふは「すがきやのフォークのついたスプーンのカタチがええね」で笑いを誘う。自分にはなんのことかさっぱりだったが。

そして、お約束の「むらじゅん」トバし。「おい！」　この男、初めて見たときとだいぶイメージが変わってきた。陽気で軽い芸人のようだ。

いちおう無理を承知でセットリスト的なものを

FLOWER FLOWER 「インコの群れ」　名古屋クラブクアトロ10月2日セットリスト
01.席を立つ
02.神様
03.夏フェスから登場した「ダウンダウン」いうyui語曲
04.「咲いた花を折るように～」という新曲
05.君のこと
06.スタートライン
07.いかれたBaby（フィッシュマンズのカバー）
08.月
09.POP
10.バイバイ
アンコール
01.初披露のyui語新曲
02.水上高原NACで初披露の「鳥のよう～」というケータイで書いた曲

PS. 大阪、名古屋で自分の今回のツアーは終了～。とてつもなく完成度の高さを感じたすばらしい公演だった。残すは渋谷のみ。長年くだらないことをブログに日記として書いていただけなのだが、親切にも渋谷のチケットを譲ってくれるという人から声をかけていただいた。だが、丁重にお断りをした。なんとなく３つとも行く必要はないなと感じた。２つでも多い。１つ行けただけで大満足だったから。もっと多くの人にYUIの最新音楽活動を知ってもらいたい。メディアに出ない以上、ライブしか確認のしようがない。

今年で、フラフラライブ目的の遠征は引退しようと思う。帰りも深夜高速バスで節約してヘトヘト。これからはなるべく首都圏だけで見るようにしていきたい。普通に戻りたい。次は年末、幕張でのCOUNTDOWN JAPAN 1314で！