2013年7月15日月曜日

橘いずみ 「どんなに打ちのめされても」(1993)

Tachibanaizumi1993
「モテキ」の劇中で使用された楽曲のひとつ、橘いずみ「失格」にちょっと興味を持っていた。そしてここにコメントをくれる川崎鶴見さんに教えていただいた、miwaが榊いずみ(2006年に改名)と「失格」をセッションした動画を見てこの曲の音源をほしいと思った。

で、いつものように某古本屋チェーン店にないかな~と捜しに行ったらあっさり最安値でゲット。橘いずみ 「どんなに打ちのめされても」(1993 SONY)に「失格」は収録されていた。え?!このジャケット…小泉今日子じゃないの?って思った。

自分は90年代前半の音楽をほとんど聴いてないのでちょっと恐れていたことだが、冒頭から音もアレンジも正直いって古臭さを感じてしまったし、4曲目以降はすべて自分のニガテな中島みゆきの影響を感じた。iTunesに取り込んだらジャンルはROCKだったが、「富良野」「愛してる」なんかはROCKとは思わない。でもそれは事前に予想していたこと。

それよりなにより「失格」が名曲だなって思った。1993年当時の日本ではこんな曲が流れていたのかって驚いた。音楽番組の「懐かしの名曲」的なコーナーでこの「失格」が流れたのを見た覚えがない。なんで?調べてみたらこのアルバムはオリコン最高位「36位」。うーむ、それでは知る人ぞ知る名曲なわけだ。

この曲はふたりで歌うようにつくられている。自分もこの曲をさっと弾き語りで歌えるようになりたいものだ。この曲をテレビで橘と歌ったmiwaもすごい。

4 件のコメント:

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    …私が生まれた年です。
    ちなみにこの年に、奥田民生さんがいるバンド、ユニコーンが解散(15年後に活動再開)しました。
    90年代のもので、好きなものが多いです。
    以前も書きましたが、ブルーハーツが好きでTSUTAYAで貸し出されているアルバムは全部iTunesにぶっこみました。
    夜の仕事がなくて埠頭から実家に帰るとき、よく夕暮れを聴いて「僕は生きているんだ、幸せになるんだ」としみじみ思いながら車を運転しています(笑)
    少し話が変わりますが、miwaさんっていろんな方のカバーをしているそうですね。ブルーハーツの青空もその中のひとつです。
    ブルーハーツの頃の真島昌利さんが詞を描いたうたには、どこかそそられるものがありまして若いひとへのメッセージというか、そういうものが感じられます。
    青空は、差別はよくないことをうたったうたです。「生まれたところや皮膚や目の色でいったいこの僕の何がわかるというのだろう」といった黒人・白人とか島崎藤村が伝えたかった部落などの差別のことを振り返るような詞があったりします。
    私は、youtubeでこれを聴いたとき、「これをカバーしたんだ!いいね!!」とびっくりしました。原曲はあまり明るくないのですが、カバーだと少し清々しい感じのアレンジになっていました。
    たとえ1位じゃなくても、素晴らしいうたについてはずっと唄い継がれて欲しいです。

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    橘いずみのピークは3~5枚目のアルバムで、CD黄金時代のチャートの6位まできてますね。
    その前の「失格」がシングルとしてかなり話題になったこともあると思います。
    なにより小室グループの全盛時代に、あのフォークスタイルで存在していたのは凄いんじゃないですかね。「サルの歌」「永遠のパズル」「上海バンドネオン」は「失格」以上に好きな曲です。
    デビュー前はモデルをやってたとかで、当時の映像をみてもスタイルはいいしYUI様にも劣らぬ美形です。それにパワーが半端じゃない。

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    miwaのカバーで「ドカドカうるさいR&R」やってるの以前みたことあるけどYOUTUBEにない…。奇跡的によかった記憶があるのでもう一度見たい。
    あ、最高位6位ですか。じゃあまずまず知られてた感じですかね。「あなたは失格っ!ってハッキリ言われタァァァ~イ」のとこがいい。

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    失格のイメージは強いので、順位がそれほどでもないのに逆に驚きです。miwaはラジオでちょいちょいカバーしてますが、音源化もしてるのかな…?

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