そろそろT君との定期里山登山を、というわけで、自分の提案で青梅まででかけた。
前夜、天気図とにらめっこ。今日は雨が降ってもごくわずかだろうということで出発を決断。池袋に9時30分ごろ集合し、飯能行きに乗り込み、所沢、小平、玉川上水、拝島、青梅とぐだぐだ乗り換えの末、ようやく11時30分ごろ日向和田へ。この駅で降りるのは久しぶり。梅のシーズンでもないとこのあたりは閑散としている。
途中、「へそまんじゅう」のお店、梅の公園などに立ち寄り、迷った末に草ぼうぼうの林道を経て、登山道にたどり着いた。楽そうという事でこの丘陵を選んだのだが、のぼりはそう楽でもない。前夜からの雨のために道がぬかるんでいて、休む場所もなく、順調に歩き進み天狗岩の上に立つ。こんなマイナーな場所でも途中ハイカー達に遭遇。すべて中高年ハイカーでしたが。
天狗岩の上も十分景色がよかったが、そこから10分ちょっとの「赤ぼっこ」という場所(409メートル) ここは日向和田方面と青梅市街方面と270度ぐらい眺望が効く。周囲の木々を大胆に伐採しまくり。
ここも長居したい場所だったが、なにせ天気がぎりぎりでもっている状況なので次を目指す。
もう、雨が降りそうで降らないという状況は蒸し暑いし、精神的に焦る。
このあとは右手にゴミ処分場を見ながら馬引沢峠を経て旧二ツ塚峠から天祖神社へ下りていく道へ入る。
おおむね歩きやすいいい道だった。
でも、こういう道は冬枯れの季節のほうがいいかな。なんてことない道だけど前回痛めた膝がまた痛み出した。
明治の昔、このあたりは下長淵村、上長淵村、駒木野村、友田村、千ヶ瀬村、河辺村があわさって調布村と呼ばれる土地だった。調布橋のふもとにこの石碑がある。
今日最大のインパクトはラフカディオ・ハーンの「怪談」に登場する「雪女」はここ、調布村の農民から聞いた話を元にしているという事実を知った。ええぇぇぇ、・・・・・!?
東北とか新潟とか長野とか雪国の伝説じゃなかったの?びっくり。今日初めて知ったトリビア 「雪女は青梅」 へえ。
0 件のコメント:
コメントを投稿