ローザ・ルクセンブルグ

成海璃子が先日発売された音楽雑誌のインタビューで無人島に持って行きたいＣＤにローザ・ルクセンブルグをあげていた。そしてこの夏、ＹＵＩがテレビ番組でボ・ガンボスの「夢の中」をカバーしていた。そして昨日、くるりの「僕の住んでいた街」を聴いていたら「夢の中」のカバーがあった。ようやく気がついた。今年はどんと没後10年目だったのだ。

自分はほとんど80年代の音楽を聴かないのだが、ＹＵＩや璃子が聴いているんならしょうがない。ローザ・ルクセンブルグの最後のライブ（1987）を収録した2000年発売のリマスター盤「ライヴ・オーガスト」を聴いている。

まあ、「おしり」とか絶対女の子とかに聴かせたくない。ひどい。でも、今聴いてみると音楽的にはわりと普通だ。当時のことは自分には良く分からないが、以前はめちゃくちゃな音楽だと思っていた。「在中国的少年」とか「橋の下」とか名曲だとは思うが、今聴くべき音楽かどうかはわからない。客のノリが80年代だ。でも、ライブとしてはギターがすばらしくていいカンジになっている。いあわせた人たちはもういいおじさんおばさんになっているはずだが、こういうＣＤはいつまでも色あせないだろうな。