YUI 東京の街、わたしの音楽 MY TOKYO LANDSCAPE
この見開きページの写真がインパクトがあっていい。なぜか渋谷のバス乗り場。決定的名曲「TOKYO」リリース!やはり大前多恵によるインタビュー
YUIさんが上京して、「ここが東京だな」って特に感じる場所、思い入れのある場所を伺ったところ、「渋谷」という地名が挙がって渋谷での撮影となりました。
「そうですね、上京して、一番最初に行ったのは渋谷の楽器屋さんだったんですよ。最初渋谷に来たときは、「うわっ、人がたくさんだあ」って驚きましたね。この曲は、東京に来て、レコード会社のロビーとかでいろんなデモ集とかを聴かせてもらった中の1曲だったんですけど。「いいなあ」と思って聴いてるときに、自分のノートに、当時の気持ちを書いた感じの詞があって、なんかこう、上京したときの気持ちとリンクしていったというか。それで「この曲に詞を載せてみたい」と思って、もうそのときに詞を一気に全部書き上げたんですよ。上京してすぐだったので、うん」凄く素直な詞ですよね。「辛いことがあっても頑張っていく」というのがYUIさんの歌詞のテーマであることが多いですが、“TOKYO”に関しては、もちろんベースはそこなんですけど、どこかセンチメンタルな感じも素直に出ていて、新鮮だなあと思ったんですね。あまり普段は出さない本音が出てる曲だと思ったんですけど。
「うん、そのとき考えてたこと……上京したときの気持ちっていうのは、バーッて出てきたものだと思いますね」《駅まで向かうバスの中 友達にメールした朝のホームで 電話もしてみた でもなんか 違う気がした》というのも、実話なんでしょうか。
「う~ん、いろいろリアルにあったかって訊かれると……実際にはやっぱり、母親が来てくれてたりとか、してましたけどね」上京するって勇気が要リますよね。別れなきゃいけないものもあったと思いますし。その決断ができたのは、すごいことですよね。
「たくさん不安とかもあったと思います。これから新しい人に出逢っていくとか、いろんな方々と一緒に音楽をつくっていくことに対して、「自分はそこでやっていけるのかな?」っていうことは考えたと思うんですけど。でも、上京するときっていうのは、うん……頑張ろう、っていう気持ちだったと思います。その当時の気持ちっていうのは、忘れてないですね。それを思いながらうたってるときもありますし。やっぱり、今年上京をしてくる方とか、今現役で、東京に来て頑張ってる方とか、上京した経験のある方とかに、是非聴いてもらいたいなと思いますね」
さて、もうこのときから4年半たってしまった。いまだにTOKYOはつい口ずさむ時じわっと涙腺が緩んでしまうことがある曲だ。自分には上京の経験がないにもかかわらずだ。
このインタビューでわかることはYUI自身の上京の実際のシーンはPVとは違って母親が見送りに来ていたということだ。
あと、こころとごはん 連載4回で水炊き後の雑炊をつくるYUI
う~ん 食べたい。
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