振り返ってみると今年のロッキン3日間は史上空前に暑かった。ひどい暑さだ。寒くておどろいた昨年のロッキンの最高気温が24℃だったことを考えると10度以上も高い異常な暑さに渋谷陽一以上に驚く。肌を刺す殺人紫外線が容赦なく降り注ぎ、土煙が立ち込める過酷な状況下体調を崩す人も多かった。開演待ちの途中で最前線から脱落していく人たちを何人も見た。がんばって前のいい場所をキープしていたのに直前になってあきらめるのだ。かわいそうっちゃあかわいそうだが渋谷陽一が口をすっぱく言っていることがわからない連中への罰と考えると暑すぎるのも悪くない。女子の露出も増えるし。
さて、ロッキン3日目 10時30分のGRASS STAGEには全世界の注目が集まっていた。新生POLYSICSが世界で始めてライブをするのだ。恐れていたのだがやはりGRASSは大きすぎた。POLYは聴くものを選ぶのでしょうがない。ちなみにこの日はハヤシの誕生日。
意外にもBUGGIE TECHNICAでスタートするが予想通り新曲初披露展開。インタビューなどを読んで「もう過去の曲はしないのでは?」と恐れていたのだがそんなことはなかった。Too Much Tokyoにはびっくりしたがシーラカンス イズ アンドロイドやTei! Tei! Tei!やURGE ON!!やBeat FlashやUnitedといった同じみな曲もやってくれたよ。
個人的にあまり盛り上がっていなかったように感じた。もっと暴れたかったわ~。でも、あの武道館以来ひさしぶりにハヤシに会えて満足。ツアーも是非行こうと思う。
そして長い休憩に入った。
ZAZEN BOYSでライブに復帰。自分にとってザゼンはCDJ0708以来の本当に久しぶり。以前は予測不能で意味不明な音楽に耐えられなかったのだが今ではそれもアリになっているので楽しめるようになった。YUIもザゼンが好きだしね。まああいかわらずキモいおっさんな向井秀徳だったが音楽はカッコイイかもしれない。COLD BEATとか本能寺とか。
今年初めてWING TENTへ移動。MASS OF THE FERMENTING DREGS へ。こちらも自分にとって2008年10月いらいのマスドレ。サウンドチェックの段階からずっと見ていたのだが楽しかった。過激な爆音に身をゆだねた。
GRASSまではるばる歩いてチャットモンチーへ。フロントエリアのいい場所確保。「風吹けば恋」のサビ前になると「いっちゃう?本当に?」と周囲の野郎どもと空気を確認すると一気に前方へ圧縮即激モッシュ!あ~楽しかった~。大満足。ポリでできなくて不満だったんだよね。チャットよかったよ。日が沈む時間じゃないと似合わないバラードも。
最後はいろいろ選択肢があったけど結局YUKIを選んだ。自分はまったくYUKIを聴いてこなかったしジュディマリも聴いていない。はるか後方まで移動。どれどれ、大トリになるんだからよっぽどなんだろうというスタンスで聴き始めたのだが・・・・
驚愕!こんなすごい人だったのか!鳥肌!音楽が始まるとまったく動けなくなってしまった!感動した!まるで妖精だった。終わったあとずっと友人に「YUKIすごい!」ばっかり言っていた。これがあるからロッキンはやめられない!
3日間終了の花火を見た後、テントを撤収し翼のゲートを出たのが9時30分 駐車場付近の大渋滞を脱出できたのが10時30分 家に帰り着いたのが0時30分だった。へとへと・・ ずっと運転してくれたFに感謝する。シャワーを浴びると倒れこむように眠りに付いた。
0 件のコメント:
コメントを投稿