さっそくこのCDを聴いている。実に2年3ヶ月ぶりとなったYUIのNew Album HOLIDAYS IN THE SUN だ。この2年間ずいぶんいろいろなことがあったなあ・・・しみじみ。これだけ長いブランクがあったのだから作風の変化があることは想像できたが やはり大きく変わったと感じる。
過去の3作「FROM ME TO YOU」「CAN'T BUY MY LOVE」「I LOVED YESTERDAY」は「10代からの絶大な支持」というYUIおなじみの接頭辞がぴったりな印象だが HOLIDAYS IN THE SUNは20代30代の大人のリスナーにも強くオススメできる1枚になっている。なんだろう?このJack Johnson的たたずまいは?
やはり まず恋愛テーマの曲から再生してみた。YUIらしくないタイトルの「Kiss me」が気になっていたのだが 歌詞を読みながら何度聴いてもよくイメージできない曲だ。謎が多い。今後の研究課題だ。
「Parade」と「es.car」はYUIの恋愛妄想少女的性格が出た曲だ。ロックスターYUIが近い将来に可能であろう渋谷や江ノ島でのデートをできる限り具体的に妄想した内容。たぶんこうなるというイメージができているんだろうね。きっと相手もイメージできているのだろう。
作風が変化したというが 「again」「GLORIA」「It's all too much」はあいかわらずYUIらしい聴いていて胸が苦しくなるLIFE SONGだ。こんな曲を書ける人も書く人もYUIしかいない。近年アコギを構えたYUIフォロワーが増えた気がするが今後数年このジャンルの第1人者でいられるだろう。中高生のハートをつかみ続けるだろう。
そして今回YUI初のセルフカバーとなった「I do it」だ。YUIが初めて他人(ステレオポニーAIMI)が作詞した曲を歌うことになった。 自分はこの曲が好きで前々から聴いていたのだが どういうわけだろう?5回ぐらい繰り返して再生してみたが 自分にはステレオポニー版のほうが数段よく感じる。YUIにしては歌唱にクセが感じられるし どこかぬるく思えてしまう。AIMIの歌唱のほうがストレートで力強く聞こえる。イントロの編曲も「これでいいのか?」と感じてしまった。近藤ひさし氏にとってステレオポニー版のほうがよくないとマズいのかもしれない。似たようなものになることを避けようとしたのかもしれない。今後も聴き続けていくのでイメージが変わるかもしれない。
「Driving Happy Life」も「Cinnamon」もライブで聴きたいいいカンジの曲。美しいしYUIらしい。
YUIのNew Albumを聴くと 自分は自分が暗い顔をしていることに気づく。毎回毎回YUIの才能に激しく嫉妬する。苦しくなる。 中高生のように「YUI サイコー!」とか脳天気なこといってられない。 YUIの個性と才能 音楽の深みと構成力 唯一無二の美しいメロディーと言葉のセンス そして歌唱 やはりすごいなと思う。
さて これから毎日iPod無限リピートで聴き続けて夏フェスに望むが 秋のツアーが今日のぴあ先行九州シリーズも 新潟に続いて連敗。 次は仙台があるが なんだか焦ってきた。
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彼氏いますよ?
妄想じゃないです