おそらく自分が保持しているYUIの雑誌でのインタビューで最古のもの。ロッキングオンHの2004年12月号 デビュー前のYUIのインタビューが読める号。もうだいぶ前に手に入れていたけど今回整理してみた。大前多恵によるインタビュー
「ギターの冷たさ」に癒される17歳---デビューを控え、福岡から上京。「ひとりぼっち」を乗り越えるYUI、17歳の決意表明
まだデビュー前のYUIさんですが、震えるような透んだ声がすごく印象的で。弾き語りを始めたのはいつですか?
「16ですね。天神の路上でギターを弾いている人に出会って、かっこいいなって。それで、ギターを人に借りて、本を見ながらコード覚えたり……とりあえず弾けるようになりたいっていう感じでした」撮影でギターを弾いて歌ってる姿が自然で、とっても「ラク」に見えたんです。
「……ギター始めた頃は冬で、(ギターが)すごく冷たかったので落ち着かなかったんです。でもだんだん、その冷たさが落ち着かせてくれるようになった。不思議な感じですよね。悲しい歌を聴いて、悲しくて聴けない、じゃなくて、逆に聴きたくなってくる……もっと深く知ったみたいな」YUIさん自身の変化ですよね。
「そうみたいですね。寂しいのを拒否するんじゃなくて、受け入れようっていうか。どんな人に聴いてほしいですか?
『ひとりで生きていけるもん!』みたいな気持ちがあっても、夜になると不安になって、『置いてきばりだ、ひとりぽっちだ』って……もうこんな気持ちじゃ弾けないって、ギターから離れた時期もありました。でも、結局やっぱり離れられない。悩んだりするのは、全部音楽に辿り着くというか、くっついてるものだから。そういう時期もありつつ、ちゃんと全部乗り越えたってことを歌っていきたいなっていうのもあるし」
「東京に来て街を歩いて、人の顔を見てて、すごく切なかったんです。なんにもすることがなくて渋谷とか歩いてる子も、もしかしたらいるのかな?って。激しく何かを求めたり、頑張ってる、目標がある私は幸せなんだって思う感情が以前はちょっとあったのに、今は、みんな同じだけ頑張れるといいなって。希望があると人間、顔が変わりますからね。そういう顔を見たいなって。自分に正直であってほしいというか……そういうことを伝えたいと思います」まあ、これは17歳の女の子のインタビューだね。とくに驚くこともない内容。朴訥とした喋りがイメージできる。天才YUIも最初はコードを本見ながら覚えたんだな。
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