これって1年以上前に渋谷で手に入れたレコードなんだよね。 やっぱりワゴンセールで100円で購入。 Monoだけどやっぱり音はいい。音楽が夏の昼下がりのようにけだるい感じで オペラとしては短いのに 聴きとおす集中力がなくて対訳みながら聴きとおせたのはようやくこの冬になってのことだった。
えっ?!こんなストーリーだったの?自分だったら「喜劇駅前時計店」というタイトルをつけるだろう。18世紀トレドの時計店にやってくる客と旦那と美人妻と間男。 なんか 最後とかラヴェルからは想像もできないエロい感じがした・・。
以前聞いたときは 「うわー歌手が非力」って思って放置。小柄で病弱だったラヴェル少年にとって男らしくひげをたくわえ力強い大男が理想の大人で このオペラに登場する吟遊詩人のような男は弱弱しく頼りなく非力な歌唱が当然なので そういう役柄を抑えた歌唱なのかも って今回聴いてみて思った。ストーリーがなんにもわからず聴くのはやっぱよくないね。
スイス・ロマンドの技量が問題視されるけどアンセルメは超一流の耳を持っていたので細部まで行き届いた演奏だ。
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