前作のアルバムを聴いてファンになった人たちにとって この「GAME」は その進化っぷりが驚きとしかいいようがないだろう。 Complete Bestの アイドルポップの境界を 数歩踏み越えた程度の テクノとはいえ 心地よいポップさ加減 にくらべて 「GAME」は 完全に アイドルポップの国境をはるか後方に見る かなりハードにテクノへ逸脱した 中田ヤスタカの野心に挑戦した3人がみごとに答えた1枚。
3人は 前作では完全な 大人たちの言うこと聞くしかない 「子供たち」であったのが 今回は自身の希望を伝えたうえでの この音楽。 このアートワーク。 見事としか言いようがない。 これを聴けば Perfumeこそが テクノポップの世界の中心であることを知るだろう。
plastic smile も GAME も セラミックガール も Puppy loveもシークレットシークレットも 初聴きで好きにならずにいられない みごとな出来。 ただ GAMEや Take me Take meなんか 聴いていて Perfumeと気づかないかもしれない。 いままでのPerfumeのイメージとかなり違う。
未だに 自分の周囲にPerfumeに理解を示す人がいなくて寂しい。
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