2007年12月7日金曜日

ROCKIN'ON JAPAN 2005年1月号

Yui_rockinonjapanjpg先日いつものブックオフでROCKIN'ONJAPAN  2005 1月号と数冊バックナンバーを1冊105円で手に入れた。すべてYUI のインタビューが載っていたもの。 以下引用

自分っていうのは、音楽でしか表せない
あどけなさと透明感と同時に、心を大きく震わせる哀しみをも合わせ持つ歌声
17歳の大きな才能---シンガーソングライター、YUI     インタヴュー=小松香里
耳に入ってきた瞬問、何かがはじけた気がした。まだあどけなさが残る透き通った歌声。しかし大きな苦しみを内包したかのような強い意思が漲っている。 
その歌声の持ち主は、YUIという福岡出身の17歳だ。まもなくインディーズからシングル『It's happy line』が発売されるが、2005年にはメジャーデビューが予定されているという。 
素直な心情がストレートに綴られているYUIの楽曲。それが、アコースティック・ギターを基調とした、シンプルなロック・サウンドに乗せられ、まっすぐと突き刺さってくる。まるで呼吸するかのように、「自分」そのものを吐き出している印象だ。こちらも知らず知らずのうちに、色々なものが剥がれていき、素がむき出しになっていく。それは、かなり心地よい感覚だ。 
彼女は、大きな可能性を秘めている気がしてならない、そこで人となりを探るべく、インタヴューを試みた。取材は3回目ということもあり、かなり緊張した様子だったが、じっくり考えながら真摯に応えようとする姿勢にとても好感が持てた。

●ギターを弾き始めたのは、天神駅でのストリート・ライブを見たのがきっかけということですが、見たときどういう気持ちになったんですか?
子供のころからいつもそこにあるものだった音楽を、ずっとちやんとやりたいと思って、どうしたらいいのかっていうことを考えてる時に出会って。で、直接そのストリートライブをやってる人に訊いてみたんですよ。そうしたら、音楽塾があるっていうことを教えてくれて、それからしばらくして通うようになったんです。
 「とりあえずやろう」というか(笑)、これをやっていることにきっと意味があるんだろうっていうか
●というのは? 
確かなものに触れられる、確かなことが見えてくるかなっていうところで。
その当時は黙々と弾いてましたね。高校は『音楽の道に行く』って言って途中で辞めちゃったんですけど、バイトをやりながら黙々と
●それで曲を作ってみてどうでした?
リラックスした中で作れたんですごいビックリしたのと、これから曲作りを真剣にやっていくとなると勉強もしていく必要があるっていうことに気付いてきたというか、やるべきことがわかってきましたね
●アヴリル・ラヴィーンを知ったことが、曲を作る上で大きかったということですが、あの人の音楽ってすごくメロディもしっかりしていて、ポップスとしても聴けるんだけど、すごいロックの持つ痛みだったリ悲しみだったりがあると思うんですけど、どういうように感じたんですか?
今まで聴いてきたものと全く違かったので、もうそれだけて衝撃でした。なんでも壊すことができたり、なんでも作り出すことができる人に思えて。そういう人間になりたいと思ったというのかな
●現実から解放されたいっていう感じもあったんですか。
 ……解放されたいっていうより、自分が輝けたらいいなというか、もっと一生懸命になりたい、頑張りたい。何か意味があることがしたいだったりっていう気持ちですね       
●でもプ口になるには、いろいろ現実的な問題もありますよね。それに関してどう考えたんですか?
最初に思ってたのは、可能性があるならば突き通していきたいと思って。少しでも可能性があると、少しでも認められたっていうか、なんかこう やっていいんだって思えてすごい嬉しかったっていうのかな。うん、そういう感じです
●可能性を感じたきっかけはどういうものだったんですか、
曲作りで、人と違ったことを表現できたときというか。あと、学校を辞める際に親にも心配かけたくなかったので、オーディションを受けてみて、そこで優勝できたんで、親も安心させることができたし、そこで『あ、やっていいんだ』っていうのがわかって
●プロとしてやっていくという意志が揺らぐことはないですか?
ずっと長い間いろんな疑問が出てきていて、それを考えるのにすごく時間がかかって、今もまだあるんですけど、でも、言楽をやることっていうのが、明確になった感じがしますね。やっばりこういうふうにしなきやいけないっていうのが出てくるじやないですか。今まで自分の好きなように音楽をやってきていたのに、そういう枠が出てくると、『これは音楽なのか?』っていう疑問は出てきたんですね。でもやっぱり、それができてからこそもっと上にいけるっていうこととかがわかってきて。だから、そういうこともやってみなきやわからない、もしかしたらできるかもしれないし、できなかったら悔しいからやるっていう。やんなきや損っていうか
●YUIさんの年齢でそこまでの強い意志があるのは素晴らしいですね。
人とうまくコミュニケーションするのが苦手というか、わかりたいけどできなかったり。だからいろんな人と比べたりするっていうのはなくて、自分の世界っていうのを持つことができたっていうのが、自分で分析すると(笑)あると思うんです。でももっと上へ上へっていう気特ちはすごい強いですね。自分だったり、自分が持つ感情っていうのは音楽でしか、音でしか表せないと思うんです

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