東京市牛込區の東京イデア書院より大正14年刊行の小山内薫「三つの願ひ」(定價金壹圓六拾錢)の昭和49年ほるぷ出版復刻版がそこに110円で売られていたので連れ帰った。そこからたぶん5年ぐらい積読してた。ようやく開いた。
序文で小山内薫(1881-1928)が子どもに見せる児童劇(もしくは人形劇)のために書いたものだと言ってる。6作品の戯曲。どれもが西洋のむかし話を底本とした他愛のないおとぎ話かカオスなコメディ。
- 三つの願ひ
- ほくち箱
- 人形
- イルゼベルの望み
- 狼の敎訓
- そらまめの煮えるまで
すべて西洋昔話に出てくる貧しい庶民たちの話。お金があればなあという願いが叶ったら…という切実な夢。
「ほくち箱」はアンデルセンの「マッチ箱」の言葉を置き換えたもの。まったくイメージがつかないのだが、火打石セット箱のようなものらしい。
「そらまめの煮えるまで」は登場人物全員が与太郎みたいな落語コメディ。

0 件のコメント:
コメントを投稿