草柳大蔵(1924--2002)は東大卒の評論家・作家・ジャーナリスト。よくテレビに出てた人らしく60代以上の人には懐かしい人らしい。
たぶん10年前にBOで上下巻ともに108円で購入。自分の所持する積読本でたぶんこれが一番古い。この5月にやっと開く気になった。この当時の自分は満洲に関心を持っていた。
大正から昭和初期、帝国大学を卒業した法学系、経済学、を学んだエリートたちが目指した人気の就職先が満鉄調査部。(満洲を馬賊が出る野蛮な土地と云う人も多くいたが)
張作霖とか張学良とか、後藤新平とか松岡洋介とか、日本の軍人とか政治家の名前も多く登場するのだが、この本は満鉄調査部社員たちから見た満洲がメイン。
学生が満洲史を学習するために読む本としては適さないかもしれない。大正から昭和の満洲の雰囲気を知るための本としては読んでみてもいいかもしれない。
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