2026年1月8日木曜日

逢坂剛「イベリアの雷鳴」(1999)

逢坂剛「イベリアの雷鳴」(1999)を読む。2002年講談社文庫初版で読む。こいつは一昨年夏に帯つきでBO110円ゲット。
週刊現代に1997年9月から98年11月に連載後、単行本化されたもの。年末から正月にかけて読んだ。自分がこの作家の本を読むのはこれが2冊目。

ドイツがポーランド侵攻を開始した直後からマドリードで情報収集に追われる日系ペルー人の自称宝石商(ペルー大使館員でスパイ)北都を主人公とする諜報活動サスペンス。

日本人通信社記者、スペイン紙記者、北都、反フランコのタバコ売り娘、ドイツ諜報機関、英国MI6の女スパイ、金髪の殺し屋、それぞれが暗躍する705ページの大作。
フィクションだけど、たぶんこんな会話が当時あったんだろうな的な諜報戦。なので受験生が息抜きに読んでもいいかもしれない世界史のお勉強。

ジブラルタルからガリシア地方。ヒトラーとフランコの会談地でのフランコ暗殺計画へと収束していく非情なラブロマン・エスピオナージ・エンターテイメント。まあまあ面白かった。

0 件のコメント:

コメントを投稿