塩野七生「ローマ人の物語 危機と克服」(1999)を読む。新潮文庫では21巻、22巻、23巻に相当。ここまで読んでやっと全体の中間。折り返し地点。まだまだゴールは遠い。
ネロの死後、ガルバ、オトー、ヴィテリウスという、アウグストゥスの血縁でない3人の皇帝が現れては消えた混乱の紀元69年。みんな明智光秀みたい。そして死に方が悲惨。
オトーに付いて戦ったローマ兵士たちへのヴィテリウスの仕打ちがヒドイ。これは恨まれても致し方ない。ポルポトがロンノル将軍側兵士にしたような対応。
そして皇帝ヴェスパシアヌスの登場。ここからフラヴィウス朝と呼ばれる親子3代皇帝の時代。この皇帝の時代にローマにコロッセオ建設が始まる。
その息子ティトゥスの時代にコロッセオ完成。しかしヴェスビオ火山噴火でポンペイ壊滅。さらにローマ大火、疫病と善後策に追われる心労の日々で命を縮めて40歳の死。わずか2年の治世。
その弟ドミティアヌスが皇帝に。元老院から反感を買い?15年も在位したのに死後なぜか記録抹殺刑によっていなかったことにされる。スターリン時代かよ。
そしてネルヴァという老紳士皇帝の1年半という短いショートリリーフ。そしてトライアヌス帝の登場。五賢帝の時代へ続く。

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