2025年12月24日水曜日

中公新書2401「応仁の乱」(2016)

中公新書2401呉座勇一著「応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱」(2016)を読む。
この本は出た当時から話題作で、自分が手に入れたものは2017年の30刷!古書店で見かけることが多い。自分が手に入れたものはコロナ期に55円で手に入れたもの。3年積読の末にようやく読み通した。

応仁の乱は誰もが名前は知ってるのに、誰もが詳しく説明できない。管領家畠山氏の家督争いをめぐって時の実力者の細川勝元と山名宗全が対立。さらに越後守護の斯波氏の家督争いが加わり、足利義政と日野富子、足利義視と義尚、政所執事伊勢貞親、日野、朝倉、土岐、京極、甲斐、赤松、六角、一色、大内、筒井、越智、あまりに登場人物が多い。11年続くうちに世代が変わって見方が敵になり敵が味方になり…もう、何がなんだか!

「中世において奈良とは興福寺のことであった」という書き出しで引き込まれる。大乗院門主経覚、尋尊の目を通して、応仁の乱前夜の京と大和の情勢から始まる。

応仁の乱はあまりに登場人物が多くて混乱とカオス。まるで理解不能。
この本を読めばちょっとはわかるようになれるのかな?と思っていたのだが、一回読み通しただけではそんなことはない。第1章、第2章あたりで既に現在地を失っていた。

足利義教以降の足利将軍たちが室町幕府のトップとして誰も機能していない。無定見将軍義政以外の足利将軍たちの名前を未だに覚えられない。南北朝の天皇たちも覚えられない。
NHKはまた太平記と応仁の乱の大河をつくってほしい。足利将軍列伝で大河ドラマにしてほしい。

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