2025年8月6日水曜日

竹書房怪談文庫「出雲怪談」(2021)

竹書房怪談文庫はコロナ期間中ブックオフの100円棚でたくさん見かけた。その中から「出雲怪談」(2021)を選んで連れ帰った。2022年の夏、コロナワクチンを打ちに行った先のBOで購入。
なぜ出雲だったのか?この本だけ半額だったから。55円だったのでじゃあ読んでみようかと。ほぼ新品。たぶん新古書。

怪談師やライターたちが島根・鳥取の地元民から聴いて集めてちょっと怖い話をまとめた一冊。
古老の言い伝え的な昔話。平成令和の都市伝説的な怪談。とくに解決もしていないふわっと不思議な話など。

ま、ちょっと暇をつぶす程度の不思議体験談集。大人が読むには110円が相当。

冒頭のまえがきで、松江市民は盆踊りをやらないと知った。Xで検索すると、それは確からしい。松江城が築城されるときに若い娘の人柱が埋められた言い伝えがあり、江戸以降は松江では盆踊りをすると怪奇現象が起こるために中止させられたらしい。
だがそれもそれほど厳格に守られてるわけでもなさそうだ。普通にやってる地域もあるようだ。山陰は自分にとっていまだに未踏地。

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