引続き「メッセージ」(2016)を見る。原題は「Arrival」で監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ。脚本はエリック・ハイセラー。原作はテッド・チャン「あなたの人生の物語」。配給はパラマウント。日本での公開(ソニーピクチャーズ)は2017年5月。
主人公言語学者ルイーズ・バンクス(エイミー・アダムス)と幼い娘とその死をささっと回想。そして大学生を相手に言語学の講義中。
学生がメール音鳴らしたので注意するとモンタナ州に謎の物体飛来のニュース。この物体は世界各地でも確認。大学も休校。上空にはひっきりなしに戦闘機。
地球外からの物体?信用しないが不安を感じる。そして大統領から非常事態宣言。世界はパニック。
ウェバー大佐(フォレスト・ウィテカー)がルイーズの研究室を訪問。かつてルイーズは軍からペルシャ語の翻訳を依頼され速やかに実行した過去を持つ。彼らの言葉を訳すように命令される。ほぼ強要。音声からだけでは無理だ。
夜寝てたら大佐が庭にヘリでやってくる。「20分待って」「10分でたのむ」
最前線の宿営地にいっきに飛ぶ。宇宙船内の地球外生命体ヘプタポッドの飛来の目的を探りたい。数学と物理が専門のイアン・ドネリー(ジェレミー・レナー)とふたりで調査開始。
防護服着て巨大物体に近づく。こんなの誰だって怖い。え、内部に入れ?
このエイリアンがほぼ「ミスト」に出てくるタコの化け物。獣のような空気を振動させた音声を出すが意味不明。
このエイリアンは触手の先から墨のようなものを吐きだして円環状の記号のようなものを伝えてくる。
ルイーズは自分の名前を伝える。指示を無視して防護服も脱いでしまう。
少しずつ共通に理解できる語彙を増やしていく。こういうの、巨大宇宙船をつくって恒星間旅行してくる側が言語を学べよ。
だが、ヘプタポッドの言語の概念が人間を超越してる。
ルイーズはフラッシュバックに悩まされる。幼い女の子が出てくる。未来を過去の記憶のように見ている?
そしてまたしても中国人民解放軍!ハリウッドのつくるSF映画には必ず中国。中国がどこよりも早くエイリアンに対して攻撃を開始?!
ルイーズはひとりで巨大物体内部へ。ヘプタポッド来訪の理由を知る。彼らは3000年後に人類から助けられる。それに先駆けて人類を助けるための贈り物をする?
ヘプタポッドが人類に与えようとした「道具」とはヘプタポッドの文字言語。ルイーズはヘプタポッドの言語を学ぶ。そして未来を認識できるようになる。
そして中国トップを説得。中国軍が攻撃態勢を解くと巨大宇宙船は空へ消えて行った。
そしてルイーズは生まれてくる娘ハンナが病気で死ぬとわかっていながらイアンと結婚。
正直、なんだこれは?という静かなSFだった。意外にこういうのは日本でウケる可能性はある。
0 件のコメント:
コメントを投稿