「ケータイ刑事 THE MOVIE3 モーニング娘。救出大作戦! 〜パンドラの箱の秘密」(2011 BS-TBS)を引き続き見る。相変わらずプロデュースは丹羽多聞アンドリウ、脚本は林誠人だが、今作の監督はなんと安藤尋。
今回のヒロインは銭形海こと大政絢。2007-2008年にシーズン5として放送されていたらしいのだが自分はまったく見ていない。今までの銭形姉妹たちと顔の系統がまったく違う。そもそもこのシリーズは相互に関連がないパラレルワールド。
てか、2011年ってそろそろみんなスマホでは?
そして銭形命こと岡本あずさ、銭形結こと岡本杏理もテレビシリーズから映画に出演してるわけだが自分はまったく見ていなかった。なので何も個性を把握してないまま見る。W岡本はふたりともポニーテールなので区別がつきずらい。調べてみたら、あずさと杏里は別にリアルに姉妹ではなさそうだ。
しかもさらにモーニング娘。までぶっこんできたw 高橋愛時代のモー娘。道重や田中や新垣、亀井、光井のいた時代のモー娘。コンサートを警備してるのがケータイ刑事3姉妹…という始まり。今回はモー娘を抹消するという予告場が警視庁に届いたという設定。
この映画が公開された2011年はAKB48が大ブレイクしてトップアイドルが交代した時期。(乃木坂46が結成されたのもこの年)
難波副総監の宍戸錠さんが前作からイッキに老け込んでる。もうだいぶろれつが回ってなくて見てて悲しい。
国広富之と松崎しげる、金剛地武志といった面々も引き続き登場。「銭形雷警視正お姉ちゃんから依頼された」
コンサート会場からホテルに移動中のバスからモー娘が焼失したり、身代金が目の前で焼失したり、テロ組織リーダー大杉漣を釈放する要求だとか、1本の映画として過去2作にくらべると格段にまとまってて真面目に作られてる。
ツッコミどころが多いケータイ刑事シリーズのチープでめちゃくちゃな世界観は保ちつつ、前2作じゃダメだこりゃと危機意識をもって作られたに違いない。
それでも映画として満足度はかなり低い。3姉妹のファンかモー娘のファンでないと見るのはかなりキツイ。前作から登場した主題歌のクオリティが酷い。
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