2021年7月11日日曜日

スーパーカブ(2021)

アニメ「スーパーカブ」は1回見るのを中断してたのだが、第6話あたりから見るのを再開。アマプラを利用して全部見た。

ヒロインの子熊ちゃんはなぜか両親がいなくて独り暮らし。朝食もお昼ごはん(お弁当)も夜ご飯もすべてスーパー質素。部屋が高校生がひとりで住むにしては広い。公営住宅っぽい。

その生活費は一体どこから出てる?高校の授業料は?ひょっとして生活保護?見ていていろいろと不思議。親もお金もない。友だちもいない…。雰囲気がすごくデビュー当初の新山詩織っぽい。

自転車で必死にペダルをこいで高校へ。このアニメは山梨県北杜市が舞台。
ある日、急に自分を楽々とぶち抜いていくバイクに興味を持つ。
で、バイク屋をのぞく。どれも高くて手が出ない。だが、老店主(麿赤兒似w)から1万円のスーパー激安スーパーカブを薦められる。これが3人殺した事故物件?!子熊ちゃんは即決で購入。

あとはひたすら女子高生のスーパーカブあるある初体験記。これがいろいろ面白かった。
自分、人生でいちどもバイクに乗ったことなくて、バイク知識がこのヒロインの初期状態とほぼ同じ。
お金がないので何でもすぐに買えない。いろいろ工夫する。そこも楽しい。

死んだように毎日家と学校の往復しかしてなかった少女が、カブを手に入れたことで世界が広がっていく…という良作。
だが、礼子という郵政カブ仲間が登場してバイクで富士登山というエピソードはちょっと違和感。ひたすらカブあるある、バイクあるあるで通してほしかった。

後輩が事故ったときの対応は疑問だらけだった。「大丈夫」って、救護の素人なのに何の根拠が?
実写ドラマ化は誰がいい?こんな生まれたての小鹿みたいな女子高生役をできる女優はなかなかいないかもしれない。

このアニメがすっごく静か。BGMがなぜかほぼドビュッシーのピアノ曲。ピアノクラシックだとお金が発生しなくていい。

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