これを見る前にキューブリック監督の「シャイニング」(1980)を見返してから見た。あの冬山ホテルの惨劇を生き延びたダニー坊やがその後成長して…という続編。上映時間が152分とわりと長い。
ほぼ「シャイニング」と同じ質感。「怒りの日」がちょこっと流れる。
キャンプ場で女の子がいなくなるとか、日本でも実際にあった事件。嫌だなというシーンで始まる。
1980年、ダニーと母はフロリダで暮らしている。ダニーは自宅の浴室内であのホテルにいた女の霊を目撃。この母と息子は「シャイニング」とは似ていない。
あの黒人ディック・ハロランがダニーに話しかける。こいつも幽霊?ダニーの心の「箱」に霊を封印する方法を指南。言われたとおりにダニーは浴室の霊を封印。
2011年ニュージャージー、大人ダニー(ユアン・マクレガー)は飲んだくれ。ワンナイトラブ女から金を盗む。あの子がこんな最低人生を送っているとは…。
シルクハット女ローズ(レベッカ・ファーガソン)とその一味「トゥルー・ノット」は幼児の生気を吸って生きている?
そしてシャイニング能力の15歳少女アンディを映画館でスカウト?
ニューハンプシャーでダン(ダニー)は親切なビリーと出会いアパートを世話してもらい、グループへ連れていかれ能力を発揮してしまう。終末医療ホスピスでの仕事も得る。患者を慰め安らかな眠りへ導く能力を発揮し「ドクター・スリープ」と呼ばれる。
そして8年、ひげ面ダンは更生して小ぎれいになる。グループでスピーチ。飲んだくれだった父のことを語る。(あの父は狂ってて怖ろしかった)
そして、ダンよりも強力なシャイニングの使い手少女アブラと壁に書かれた文字(テレパシー?)で交流。レッドラム!
野球少年の誘拐殺害シーンがなぜにそこまでリアルに残酷すぎる?趣味が悪い。こんな映像を誰が見たい?それがスティーヴン・キングか。
子どもがひとりで出かけられないアメリカ。絶対に知らない大人についていっちゃいけない。何が「信頼して」だ。
あとはダン・アブラ連合と邪悪な化け物たちの超能力妖怪大戦争。ホラー映画だと思って見たら違ってた。いい大人が見るにはマンガっぽいしこどもっぽい。正直、半分も見ないうちに退屈した。賛否あったにしてもキューブリック監督は偉大だった。
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