2021年2月8日月曜日

横溝正史短篇集2「華やかな野獣」(2020)

昨年1月にBSプレミアムで放送された淵邉恵美プロデュース、池松壮亮金田一耕助、佐藤佐吉演出による横溝正史短編集II 金田一耕助踊る!「華やかな野獣」は放送当時に放送時間を間違えて見れなかった。今年になって再放送があったので録画してしっかり見た。

原作は読んだのだが、もうあまり覚えていない。「ほぼ原作通り映像化」という大いなる欺瞞と裏切りwがこのドラマシリーズのキモ。活字に書いてあること以外での逸脱ぶりを期待しつつドラマを見る。
昭和31年、美しい25歳女主人の主催する性の饗宴セッ〇スパーティー潜入捜査の金田一ボーイ耕助。戦後アプレゲールな若者たちを描くエロ横溝。

この中編は今回が初の映像化。テレビでできないことはいろいろデフォルメ。仮面をつけた男女はエゲつないつけ鼻。性的で映せないものを風船で描く。それと違和感ありまくりの昭和70年代歌謡。
そして、金田一以外のキャストが全て女優。警部補を演じたのがなんと我妻マリさん。かなり素人っぽい演技。
警察医がなんとアンミカさん。すべて意外性で勝負。アンミカ大好き飛鳥はこのドラマを見たか?

鷲尾刑事が福島リラ(このシリーズ2度目の登場)だったとはまったく気づかなかった。変装と暗い画面のせい。
この物語の中心人物でパーティー主催者高杉奈々子は注目の若手女優芋生悠。今まで読み方がわからなかったのだが「いもうはるか」と読むらしい。
越智悦郎は門脇麦。ナレーションは田中要次
なぜかレコードの針のように同じワンフレーズを繰り返す金田一耕助。洋服ダンスという言葉からダンスを踊り出す金田一耕助。なんじゃこりゃ。
もうこれからは大真面目につくるのでなく、こういった新しいイメージでのリバイバルを期待したい。

0 件のコメント:

コメントを投稿