事前に入念に気象資料に目を通し、快適に1泊2日を過ごせそうだと判断し、友人が以前から行きたいと言っていたキャンプ場を予約してもらって行ってきた。このひと月の間に2回目の群馬県。
沼田ICで降りて利根町に差し掛かると吹割の滝見物の車が渋滞していた。世間はもうコロナへの危機感がどこかへ行ってしまった。
この日はあまりにいい天気で、片品村中心部の道の駅も、利根町の吹割の滝周辺も、沼田のとんかつ街道も、どこも車がいっぱい。だが我々は人の行かない場所にしか行かないw 片品の山の奥へ車を走らせた。群馬県片品村のHOTAKANE BASE(旧武尊根小学校キャンプ場)を選んだ。その名の通り廃校の有効活用キャンプ場。自分も友人も人生初片品村。
平成20年代まで現役だったようだ。1教室を1学年もしくは2学年で使用。そういう分校レベルの小学校。
この小学校の周辺が畑でほとんどまったく人家がない。夜はひたすら真っ暗。畑は電気柵が周囲に張り巡らされていた。
この日は客は5組しか入れてなかったようだ。テントの感覚を開けるため?
この小学校が標高797mの場所にある。事前の予想では寒いかもと思ったのだが、この日は夜だけ曇って放射冷却は少ないと予想。夜に多少雨が降ったのだが、結果、寒すぎず快適に過ごせた。
ここに上げた写真は翌朝のキャンプ場周辺を散歩しながらスマホで撮ったものだが、どれも気持ちいいぐらいにパキッとクリアに撮れた。
この日は11月とは思えないような陽気。じつに気持ちいい。そこにスキー場廃墟を見つけた。調べてみたら「ほたか牧場スキー場」という2017年まで営業していたスキー場らしい。
今まで廃墟スキー場は盲点だった。気づいてなかった。今では新潟、長野、北海道など各地にあるらしい。
若者の数が減ってるうえに、スキーをする若者も激減。こうやって日本中のスキー場が廃墟になっていくのかもしれない。ここで働いていた人々はどうなる?ここまでの路線バスはどうなる?
このスキー場はまだ営業停止から4年にも満たないのにこの廃墟感。だが、片品村にはオグナほたかスキー場という立派なスキー場もある。そちらも行ってみたのだが、オグナはシーズン前でもペンションやスポーツ施設がしっかり現役な感じで頑張ってた。
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