2021年1月18日月曜日

センター・オブ・ジ・アース(2008)

「センター・オブ・ジ・アース Journey to the Center of the Earth」(2008)を見る。
一昨年、ジュール・ヴェルヌ「地底旅行」を読んだ。やっとこれを見れる。たぶん原作とはまるで違うだろうけど。監督はエリック・ブレヴィグ。

地質学の大学教授トレバー(ブレンダン・フレイザー)は研究室が閉鎖の危機。探検に行って行方不明になった兄の子ショーンを預かるのだが、この子がまったく可愛くない。

トレバーとショーンはカナダに住んでいる。兄の残したメモを見つける。なんかよくわからないけどいきなりアイスランドへ行く。ヴェルヌの時代と違って現代は航空機(アイスランドエア)とレンタカーですぐに着く。

見始めてすごく気になるのだが、主人公の吹き替えが沢村一樹。プロの声優じゃないのですごく違和感。ショーンの吹替え声優も違和感。このふたりがすごく棒。
さらに、訪ねて行ったアイスランドの研究者の娘が矢口真里。これは意外に上手い。

教授は山で地震計を取り外す。そこに雷が落ちるのだが、この辺の描写がぜんぜん科学的じゃない。ま、これはファミリー向け映画。リアリティとか必要ないのかもしれない。
ようやくわかってきた。これは現代人が現代の装備でヴェルヌ「地底探検」を参考文献にして追体験する話。

トロッコジェットコースターはちょっと面白かったけど、見ててぜんぜん面白くなってくれない。大人が見て感心することはあまりない。何もかも都合がいい展開のアトラクション映画。

0 件のコメント:

コメントを投稿