2019年9月7日土曜日

ダークサイドミステリー「ディアトロフ峠事件」(1959)

BSプレミアム8月29日放送「ダークサイドミステリー」は世界の未解決事件として、1959年2月にソ連スヴェルドロフスク州ウラル山系を冬山トレッキング中のウラル工科大学の学生9名が不可解な凍死体として発見された「ディアトロフ峠事件」を取り上げた。

これ、ここ数年世界の未解決事件LOVERたちの間でバズっていた。日本でも昨年「アンビリバボー」で紹介されてさらにブレイク。音無月子なら「キターー!」と叫びたい事件。
「アンビリバボー」を見逃していた自分は楽しみにして見た。
テントが内側から切り裂かれ、斜面を下るように凍死体が散乱。現場は氷点下30度なのに全員裸足で薄着。頭蓋骨や肋骨を骨折した損壊の酷い遺体もあり、放射能が検出された死体も?!
現場では怪発光体も目撃?!雪男?巨大熊?原住民の襲撃?軍事機密に踏み込んでしまって消された?など世界中で75にもおよぶ諸説入り乱れた状態。

犠牲者はスキーや登山で冬山に慣れた地元の学生。ロシア人というものは寒さに強いはず。それに冬山の怖さも親世代親類たちから聴かされ育ち、十分知り尽くしていたはず。
しかも工科大生。自然の知識と科学的論理的思考のできる者ばかりだったはず。
このディアトロフ隊にはカメラを趣味にする女子大生もいた。パーティの楽し気なスナップが収められたカメラもテントから発見された。
このカメラが自分の見る限り、フェド?かと思ったのだが、読み取り難いトップの文字の具合からライカコピー品のような気がする。
今回の番組のためにつくられた再現映像ではなんとスメナ8Mだったのにはつっこんだw
この図をみたとき、自分は新田次郎の山岳遭難小説を思い浮かべた。「八甲田山死の彷徨」にもこんな図面がある。死者数のレベルが違うけど、八甲田山でも多くの遺体が渓流から発見されている。

薄着で裸足だった理由はおそらく、その地形特有で異常な低周波の轟音を聴いて雪崩が来たと慌てて外に出てパニックになったんだろうと思う。テントから脱出したときも薄着だったうえに、さらに「矛盾脱衣」という冬山遭難遺体でよくみられる現象が起こったのでは?
遺体の損傷は普通に転落だし、眼球と舌がなくなっていた件もただ単に腐敗によるもの?

放射能の件も工科大学の学生だったわけだし、大学のそういうエリアで知らず知らずのうちに放射線を浴びていた可能性もあるし。

東西冷戦中のソ連の未開の冬山で起こったという事実が興味を引いた事件にすぎない気がする。自分としては世界規模でバズるほどの謎事件でもない気がする。
今年2019年2月にロシア連邦最高検察庁が再調査を発表。またまた世界レベルで話題騒然。そして6月にディアトロフ財団(遺族会か?)が検察の発表と調査ファイルへの疑問を記者会見を開いて発表。
この番組では遺族にもインタビュー。都市伝説のような事件だと思ってたけど、こうして遺族の映像とか見ると、まだ終わってない事件なんだなと感じた。

なんとか現場に観測機器を設置して科学的にデータを捕って再現実験をしてほしい。
地元の人々にとっても、若者9人が一度に亡くなった事件への衝撃は強かったらしく、葬儀の様子も盛大だし慰霊碑も予想外に大きかった。今回の番組で当時の写真を見れて良かった。

PS. この事件を扱った書籍も日本語訳で出版されているのだがまだ手にしていない。
ダークサイドミステリーさんには「エリサ・ラム事件」もやってほしい。

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