横浜赤レンガ倉庫1号館でクリスマスワンマンライブを行うというのを、前日になって友人から教えられた。行く!と即答。自分はまだ一度も能年玲奈をナマで見たことがない。
本来なら我々ふたりは今年9月30日に日比谷野音で能年を見るはずだった。だが、台風で中止。2列目という良席チケットを持っていただけに残念だった。そのリベンジを横浜で果たしてきた。
なんと、友人が取ってくれたチケットが1列目!w マジか?!そんな奇跡はこれまでのライブ人生でたぶん2回ぐらいしかない。
会場に行くと、自分がいつも行っているような音楽イベントと客層がまったく違っていて驚いた。すごく年配の男性客が多い。そして妙齢の女性。おそらく、音楽ファンというよりは朝ドラでファンになった人が多かったのではないか?SOLDOUTで当日券なし!
この日はギターボーカルのん、ギター、ベース、ドラムというバンド編成。
実は自分はまだそんなにのんバンドがどのような音楽をしているのか?予備知識があまりなかった。すでに音盤をリリースしているというのに。すまん。
のんは2013年から2014年によくテレビに出ていたのだが、そのときはあまりしゃべりが得意でないように思っていた。だが、曲間MCでは朴訥でありながらありながらわりと雄弁。テンション高めに上ずった声でしゃべり続ける。これがわりと面白い。どかんどかんウケていた。のん、大人気だ。
それに能年は顔立ちが端正でハンサム。汗ばんだ顔がキレイ。鼻が高くとがって前へ突き出ている。瞳がキラッキラ輝いていた。色白で細くてスタイルも良い。
まるでAKBが着るようなチェックのスカート、黒いタイツにハイカットブーツ。だが、深紅のひらひらするものがピン止めしてあってまるで不動明王のようだった。
自分は能年の顔から3メートルほどの距離からやや見上げる状態でライブを見ていた。ずっと口あんぐりぼんやりして見ていた。あの「天野アキちゃん」が遮るもののない目の前にいる!5年越しの邂逅。5年前、天野アキに恋していたことを想い出せた。
ぶっちゃけちょっと音楽性と楽曲のクオリティに戸惑った。のんの発声は普段の喋り声とほぼ同じだったように感じた。あまり音程を感じない歌唱だ。これはヘタウマパンクロックが適した声ではないか?
自分はまだアルバムを買っておらず、のんのライブ定番曲をまったく知らないのだが、ジュディマリカバー曲、フジファブリック「若者のすべて」、忌野清志郎カバー「I LIKE YOU」、矢野顕子さんにダメモトでお願いして作ってもらった曲「わたしはベイベー」、暑い最中に作った日比谷でやるはずだった新曲「青い灼熱」、そして「エイリアンズ」「スーパーヒーローになりたい」「RUN!!!」「へーんなのっ」「タイムマシンにお願い!」なんかをやったと記憶している。ギターソロも弾いていた。
ちなみに今日12月24日はフジファブリック志村の命日だ。
アンコールで能年はどの曲をリクエストされてもできる自信があったらしいw
物販シールはギターのヘッドに貼ることを勧めておきながら、「のんのファンだってばれてもいい人は」と付け加えていてw
あと個人的にツボだったのが、合間合間に「喉を潤しますね」とオーディエンスに報告することだ。
このイベントをのんは毎年続けるつもりらしい。音楽活動ももちろん継続してもらいたいが、はやく女優能年玲奈もテレビに還って来てほしい。ネット配信ドラマは見てなかった。妨害するレプロと忖度するテレビ局に負けないように、今後も能年を応援したい。
PS.この日の横浜は暖かくて小雨がぱらついた。スケート場ができていた。
赤レンガ倉庫内部は多くの人で身動き取れないほどに混雑していた。
0 件のコメント:
コメントを投稿