2018年11月2日金曜日

武蔵野美術大の学祭へ行ってみた

とある目的があって、東京都小平市にある武蔵野美術大学の学祭へ行ってきた。美大の学祭って初めて。暑くも寒くもないすばらしい好天に恵まれた1日。

この大学が西武線鷹の台駅から玉川上水に沿って遊歩道を延々と歩いても歩いてもたどり着かない。かなり交通アクセスが悪い。学生の多くはバスか自転車で通学してるんだろうと思った。
とにかく人が多くて混んでいてびっくりした。大学キャンパスがこれほど外来者で混雑する風景を見たことがない。子どもから老人まで、いろいろな年代の地元民?でにぎわう。
あたりまえだが自分のいた大学とはまったく雰囲気が違う。張り紙とか何もかも違う。
この美術大学が意外に建物が古いけど、変わったデザインだったりするので建築に関心のある人からは注目されているようだ。とくに新しく建てられた図書館はユニークで見学者から注目されている。
美大の学祭なので多くが学生たちによる作品の展示。1日ではとてもすべては見て回れないだろうと思う。
この学祭が多くの地元民でにぎわう理由が学生たち手作りの品々の露店販売。すべて一点もの?小学生中学生のお目当てもこれか。
プロレスやってたりロックバンドの演奏があったり芸術作品のインスタレーションやパフォーマンスがあったり御神輿が出たり、とにかくいろんなことをやっていて華やかだ。
出店も充実。武蔵野美大は個性的で変わった学生が多いらしい。客として来てる人たちも意識高い系のおしゃれな若者が多い。
この大学で一番大きな教室でオーケストラ演奏会があったのでつきあった。なんと90分のプログラムを組んでいた。しかもチャイコフスキー!?この編成でそんな超難曲をやってることに驚き。人が自由に出入りしドスドスとロックバンドの騒音が響いてくるような演奏会としては劣悪な環境ではあったのだがなかなかの熱演。
美大の学生がうらやましかった。本来学生や若者はこのぐらい自己表現をするべき。
それにこれほどまで多くの人を集める学園祭も楽しそうで羨ましい。
3、4時間は方々を見て歩き回って疲れて帰ることにした。また鷹の台駅まで延々と歩いて帰る。

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