「君に届け」の徹龍軒ロケ地として使われた桐生市永楽町糸屋通りにある五十番さんへ。
この食堂がとんでもなく味わい深い。
自分は事前に何も知らなかったのだが、この昔ながらの食堂が桐生では人気有名店。土曜の昼下がりだったのだがひっきりなしに人が来る。年配の一人客が多い。お婆さん二人連れも来てた。
壁に「君に届け」のポスターが貼ってある!
配膳と会計をしてくれるお婆さんがいるのだが注文は壁に貼ってあるメニューから選んで奥にいる人に声をかけるシステム。お水もセルフ。
レジの奥にサイン色紙が飾ってある。多部未華子の他に浅野忠信のサイン色紙もあってびっくり。
チキンカツ定食を選んだ。ソースも一緒に出てくる。好きなだけドバドバかける。これで570円。まるで学食。サクサク美味しかったです。
最近ネットニュースで読んだ街の安いとんかつ屋さんの秘密の記事を思い出した。こんな安くてどれだけ利益が出るんだろう?
大満足なので次回また桐生に来るときがあったらここで食べたい。それまでどうかお元気でマイペースで営業していてほしい。
ついでに桐生の永楽町を歩いてみた。上州は知っての通り生糸の集積地だったため昭和の初めまでとても羽振りが良かった。小金を持った若い男が集まった街だった。
どこの地方都市も同じだが虫食い状態にしもた屋と空き地だらけの昭和から時間の止まったエリアだった。
桐生は大学があって若者がいるので他の地方都市に比べるとまだまし。なんとか街を活性化できないものか。
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