2018年9月24日月曜日

別冊カドカワ「総力特集 欅坂46」vol.2 を読む

別冊カドカワ「総力特集 欅坂46」20180918 を入手し読んだ。このイシューが別冊カドカワ欅坂特集の第2弾。ほんとうにすべてのページが欅坂に関するインタビュー記事。

なんと巻頭グラビアから43ページまですべて平手友梨奈に関するもの。

平手さんは従来のアイドルイメージを打ち破る人物。美人でカワイイというよりも謎に満ちた孤高の17歳。接した大人たちは彼女に驚き戸惑う。グラビアの目ヂカラがすごい。

ではいつものように自分が驚いたポイント
  • インタビュアーはSCHOOL OF LOCK!のとーやま校長(欅オタ)
  • 平手は映画の撮影が終わってから「鮎喰響に改名したい!」と周囲に言っていた
  • 映画撮影が終わって「アンビバレント」の振り入れへ。「難しいし速いし、久々だったし、本当に泣きそうでした。」
  • 「欅共和国2018のセットリストには納得いってない」
  • オープニングとエンディングをどうするか?YOUTUBEで見て面白かった「集団行動」をやりたいと提案したのは平手
  • 平手の裏テーマは「関係者席を濡らしたい」だったw
  • 平手「だって関係者席の人たちって、みんな座って腕を組んで観てるじゃないですか」「他人事じゃないですか」「だから、開場に着いてすぐ、そのテストしましたもん。ステージから関係者席に向かって放水」
  • 平手の関係者席放水はスタッフが秋元氏に確認して許可
  • 「ガラスを割れ!」の平手イリュージョンは「みんなで一回はけた後、ステージ上で頑張ってハイハイして、ばれないようにスタンバイしました(笑)」
  • とーやま校長は平手にスタバのプリペイドカード4600円分を贈っていた
  • 欅坂はライブ終わりに一列になって挨拶することが定番となっていない。キャプテン挨拶後バラバラにはけていくことを「やんちゃばけ」と呼んでいる。
あと、欅坂46の7月から9月までの全スケジュール&トピック年表の充実資料ぶりがすごい。
そして映画「響ーHIBIKI-」メイキング座談会
  • 現場スタッフは新人女優平手がセリフの量に耐えられるか不安だった
  • 「もし平手がこのシーンでつまづいたらこの日で調整する」という綿密な「平手シフト」を練っていた!
  • 平手がアヤカ・ウィルソンに「お帰り」と返すシーンの平手の表情に現場スタッフ一同が圧倒されていた
あと、FNS歌謡祭での平井堅「ノンフィクション」で平手の振付を担当したCRE8BOYの秋元&山川両氏のインタビュー
「本番は舞台裏モニターで見ていたけど、最初から感動の涙(笑)」
夏の全国アリーナツアーの詳細な写真付き全公演レポも大充実。

そして今泉佑唯1万字本誌ラストインタビュー
  • 今泉「写真集は目標のひとつだったのでびっくりしたし嬉しかった」
  • 「イタリアがどいういう国かまったくイメージできなかった」
  • 「撮影に向けて2か月体づくりをした」
  • 「黒ビキニカットはぜひ見てもらいたい自信作」
  • 「去年の春に辞めたいとスタッフに話した」
  • 「自分ひとりで決めたのでメンバーには相談しなかったが、齊藤京子だけには話してた」「もっと演技がしたい。次は年上で25歳ぐらいで浮気相手役とかやってみたい!」
  • 「バラエティにも出たい!」
「欅坂46のオリジナリティを考察する」というページで「定量分析」の専門家の論文のようなぺーじがあった。大学時代に統計学をわりと勉強した自分にもちんぷんかんぷんw

そして小関、織田、小池、菅井、米谷の5人の「とくべつな曲たち」の紹介ページ

最後に巻末グラビア&インタビュー特集が土生瑞穂。グラビアの土生がとにかく美人。長澤まさみに雰囲気が似ている。
  • 土生はオーディションを受けた時点で専門学校への進学が決まっていた。高校最後の思い出づくりのつもりだった。
  • 身長が高いことがずっとコンプレックスだった
  • すごい人見知りだった。ラジオの経験が大きかった。髪を切ったことも大きかった。
  • 最近はメンバーアンケートでも「頼りになるようになった」と褒められる
  • 次は舞台をやってみたい
ここ1年で土生は大きく変わった。土生を見ていると乃木坂の佐々木琴子のことを想わないわけにはいかない。さあ、次は琴子が変わる番だ!と。
土生は小林との対談ページもある。
今号の最大の驚きは綾辻行人センセイのインタビュー記事だった。なんと綾辻先生はアイドルのことは全く知らないけど欅坂46だけは気になるんだそうだ。

きっかけは去年の夏、「月曜の朝、スカートを切られた」がネット上で物議を醸していたころ。「何だろうと気になってMVを見てみた」「批判記事は明らかに歌詞の誤読」

そして「サイレントマジョリティー」MVも見た綾辻先生。ラストがつながっていることを知り「面白いなあ」。あと、「不協和音なんて聴くだけで血が騒ぐ」「エキセントリックも大好き」とも語る。
アイドルの専門家でないと断りつつ「欅坂の雛型は乃木坂46の『制服のマネキン』」という分析も。

「半年たってようやくメンバーの顔と名前を一致」「把握してしまうと、MVやライブの映像がさらに楽しい、ということもわかりましたよ(笑)」
ちなみに綾辻先生のお気に入りは青空とMARRY。これはお目が高い。

そして長濱ねるは「あの徹底したカワイイ子っぷりが、高度にフィクショナルな域にまで達していて面白い」「ねるねちけON LINE!をつい観ちゃった。そしたらもう、おかしくておかしくて(笑)何かにつけてマジメに頑張っているのを、素直に応援したくなりました。」

自分が今年一番読んでいる作家が綾辻行人だったので、もう何もかもが意外過ぎ。

PS.そうこうしているうちに米谷奈々未が9月23日未明に7Thシングルを最後に欅坂46からの卒業を発表。今後は学業に専念するという。

ひょっとして自分のアイドルとしての限界を感じてたのかもしれない。大学卒業後は普通に就職なのか…。

今泉に続いて米谷も欅を去る。もうバラバラだ。志田と原田も心配だ。
てか、今後は大学を卒業するタイミングでのメンバーの脱退卒業も心配。
米谷は「欅って、書けない?」ひな壇で良いリアクションをする人だったので今後の番組の雰囲気が心配。志田も早く帰ってこい。
謙虚、優しさ、絆、美しい欅坂にもう一度戻ってほしい。

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