もうこれ以上フィルムカメラを増やさないつもりだったのだが、今年の初め頃にこいつと出会ってしまった。
324円の値札シールが貼られていたのだが、さらに1割引きでゲット。
こういった小さいカプセルカメラは分解修理が難しいかもしれないなと、おそるおそる電池を入れてみた。LR44を2個使用。
カバーをスライドさせて開けると緑のランプが点灯する。フィルムを巻き取るダイヤルを親指で回転させる。とりあえずシャッターは切れるようだ。
ブライトフレームもそれほど劣化していない。とくに使用上の問題点も見つからない。
モルトはさすがにボロボロだがめんどくさいので張り替えない。
それにしてもデザインが素晴らしい。黒ピカプラスチックの衣を纏っているもののずっしりした質感。
ピント合わせは3点ゾーンフォーカス。前面にあるレバーで山・人全身・人ポートレートを選ぶ。こういうPoint&Shootingカメラはその程度のピント合わせで十分。
このレンズ周りのデザインもすばらしい。D-ZUIKO 1:35 f=35mmというレンズ。
このカメラは専用フラッシュを使用するのだが、フラッシュはそれほど必要性を感じないので要らない。フラッシュが付いていないときの形状が好き。
では試写の結果。今年2月から5月にかけて日本各地で撮ったもの。やっと現像に出した。
沼田
立川
鎌倉
葉山
九段
佐渡相川
これは何も問題なく使える1台だった。とても優秀な写りに思える。ラッキーな買い物。今後どんどん使い込んでいきたい。
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